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リハビリテーション部

リハビリテーション医療

 リハビリテーション医療は、基本的動作能力の回復などを目的とする理学療法や、応用的動作能力、社会的適応能力の回復などを目的とした作業療法、言語聴覚能力の回復などを目的とした言語聴覚療法などの治療法により構成され、いずれも実用的な日常生活における諸活動の実現を目的として行われるものです。

 

リハビリテーション部基本方針・理念

 急性期リハビリテーションサービスを主とし、院外との連携および診療機能の充実を図ることを基本方針として運営しています。また、地域の基幹病院として診療機能の充実を図るとともに患者さまに信頼され、良質なリハビリテーションサービスが提供できることを目指しています。

 

スタッフ構成

看護師 2名
理学療法士 7名
作業療法士 2名
言語聴覚士 1名
リハビリ助手 2名
(平成28年9月現在)

 

施設基準

  • 心大血管疾患リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅱ)
  • 呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 廃用症候群リハビリテーション料(Ⅱ)
  • がん患者リハビリテーション料

 

各疾患別リハビリテーションの概要

 

心大血管疾患に対するリハビリテーション

対象疾患 : 急性心筋梗塞、狭心症、開心術後、心大血管術後、心不全、末梢動脈閉塞性疾患等

心臓リハビリ訓練 心配運動負荷試験室
  心臓リハビリ訓練   心肺運動負荷試験室

 

概 要 : 急性発症した心大血管疾患や心臓血管外科手術後の患者さまに対し、ICUなどの集中治療を要する超急性期から早期離床・早期退院・廃用症候群発症予防を目的にリハビリテーションを開始しています。また急性期だけでなく、生命予後改善・QOL(生活の質)の改善・再発予防などを目的に回復期・維持管理期においてもリハビリテーションを継続していただいております。心大血管疾患に対するリハビリテーションは運動療法・日常生活指導を中心とした包括的医療プログラムによって行われ、心肺運動負荷試験(CPX)の結果から、個々の患者さまに最も適切な運動量・時間を決定し、スタッフの監視のもと、安全に配慮して運動療法を行っています。

 

脳血管疾患等に対するリハビリテーション

対象疾患 : 脳出血、脳梗塞、頭部外傷、脊髄損傷、パーキンソン病、高次脳機能障害、廃用症候群 など

 

概 要 : 急性発症した脳血管障害の患者さまや安静臥床に伴う廃用症候群を有する患者さまに対して運動機能再獲得・日常生活動作の再獲得・高次脳機能障害の改善・コミュニケーション能力改善などを目的とした運動療法・言語聴覚療法を理学療法士・作業療法士・言語聴覚士で行っております。

 

【 理学療法 】

急性期を中心に、基本的動作能力(起きる・座る・立つ・歩くなど)の再獲得・早期離床・廃用症候群の予防・新たに起こる合併症の予防を目的として運動療法を行います。

【 作業療法 】

心身機能の維持・回復のため個々の患者さまに合った作業活動を選択・提供します。身辺動作に加え、仕事・家事などを含めたその人らしい日常生活動作を獲得できるように支援します。

【 言語聴覚療法 】

失語症などの高次脳機能障害および構音障害に対し、コミュニケーション能力の向上を目的としています。

 

呼吸器疾患に対するリハビリテーション

対象疾患 : 慢性閉塞性肺疾患、気管支喘息、人工呼吸器管理、結核、肺炎、無気肺 など

概 要 : 急性期呼吸リハビリテーションとして

①急性呼吸不全患者さまの急性憎悪後の病態管理と日常支援
②救命救急センターでの呼吸リハビリテーション
③外科領域の開腹術、術前術後の呼吸リハビリテーション

・体位呼吸療法を中心とした呼吸理学療法

・体位排痰・呼吸訓練などのコンディショニング管理

・陽圧換気療法離脱から離床動作支援を実施しています。

また、吸入療法の短期教育入院患者さまに対する気道クリアランス指導も行っています。

 

がん疾患に対するリハビリテーション

対象疾患 : 入院中のがん患者様で手術や化学療法を行う予定もしくは行った患者様

概 要 : がんの種類や進行、がんに対して行う治療及びそれに伴って発生する副作用又は障害等に対し、二次的障害(疼痛・筋力低下・関節可動域制限・呼吸機能低下など)の予防、運動機能・生活機能の維持・改善を目的としてリハビリテーションを行います。

 

リハビリ室 言語聴覚室
  リハビリ室   言語聴覚室

 

リハビリテーション部の取組

 

地域連携

愛媛脳卒中地域連携急性期計画管理病院として中予地区作業部会に参加し、脳卒中地域連携クリニカルパスの運用を行っています。脳卒中地域連携クリニカルパスを使用することで、リハビリテーションの継続と基礎疾患の治療および再発予防に必要な医療情報が急性期病院・回復期リハビリテーション病院・かかりつけ医などの地域生活期施設で共有・連携され、患者さまに適した医療サービスを提供できるようになります。

 

疾患別リハビリテーション専門部会

疾患別施設基準ごとに関係多職種スタッフ(医師・看護師・その他専門職種など)から構成された疾患別リハビリテーション専門部会を設置しています。
疾患別リハビリテーション専門部会では、医療サービス向上を目的に定例会や研修会を開催し、業務改善・症例検討・診療知識や技術の共有などに取り組んでいます。

 

糖尿病患者さまに対する運動指導

糖尿病患者さまに対し、教育入院や糖尿病教室を通じストレッチングやウォーキングなどの運動療法指導を行っています。基本的な内容に加え、患者さまそれぞれの体調・状態や合併症に合わせた、日頃から行える運動療法の提案を行っています。

 

心大血管疾患患者さまに対するリハビリ学習会

心大血管疾患の患者さま・ご家族に対し、病気に対する理解・再発予防・緊急時の対応・自己管理・QOL向上などを目的に学習会を開催しています。学習会は医師・看護師・薬剤師・管理栄養士・臨床検査技師・理学療法士など関係多職種スタッフにより、それぞれの専門性を生かした内容で行っています。

 

キャンサーボード

がん患者の症状、状態および治療方針等を意見交換・共有・検討・確認等するために行われるカンファレンスに参加し、よりよいリハビリテーションサービスを行えるよう取り組んでいます。         

 

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