事業のミッション
四国の造⾎幹細胞移植医療体制の 底上げを図る
事業のビジョン
四国の造⾎幹細胞移植患者のQOLを ⽇本⼀向上させる
行動計画
1.人材育成事業
令和6年7月現在、四国ブロック内の移植認定医は39人、認定HCTCは10人となっており、毎年10人前後の看護師がLTFU外来研修を受講しています。また、当院では造血幹細胞移植推進拠点病院における見学研修を受け付けています。さらに、毎月1回のHCTC webミーティングで多職種の取り組みについて情報共有したり、ビジネスチャットを利用して、詳細な情報の共有・意見交換をしたりと、他施設の経験を共有して患者さんの治療に生かす仕組みを作っています。
2.コーディネート支援事業
骨髄バンク調整医師、骨髄バンクコーディネーター、HCTC、採取医師、移植に関わるスタッフを対象に、骨髄バンク中四国ブロック連絡会議を年1回開催し、安全に採取をおこない、コーディネート期間の短縮を進めるための意見交換をおこなっています。認定HCTC、骨髄採取医師、末梢血幹細胞採取医師の育成をすすめています。
3.地域連携推進事業
四国内のすべての移植施設に移植後長期フォローアップ外来(LTFU外来)が設置されるようにします。LTFU外来受診率の増加を目指すとともに、LTFU外来の質の向上も目指していきます。非移植施設との連携をはかり、移植患者手帳の利用をすすめ、移植後のワクチン接種率の向上も目指していきます。