更新日:2025年12月15日

画像センター

センターの紹介

井上 武
画像センター長
井上 武
(いのうえ たけし)

画像センターには、X線CT、MRI、血管撮影装置を筆頭に多くの画像診断装置、放射線治療装置が設置されています。

診療棟1階(Cブロック)の北東一角に位置し、その中央には画像センター受付があります。また、地下1階には核医学検査装置と放射線治療装置が設置されています。導入されている医療機器や業務内容は、診療支援部門・放射線部にて詳細に紹介しておりますのでご参照ください。

画像センターでは、多くの先進的な医療機器を、80名を越す多職種医療スタッフ(放射線科医、診療放射線技師、看護師、看護助手、医療秘書、医療事務員)が連携して診療を行う場所です。加えて、多数の診療科医師(循環器内科、脳神経外科、泌尿器科、消化器外科、整形外科、小児科など)も画像センター内でIVRなどの治療に携わっています。多職種の医療スタッフが連携して、患者さんに適した医療を提供できるようにソフト面の充実を推進することも画像センターの重要な業務と考えております。

今後も、画像診断や画像誘導下治療の医療水準維持・向上に努めていきたいと思います。

放射線検査におけるリブレセンサーの取り扱いの変更について(令和7年8月1日~)

医療安全管理部
画像センター

令和7年8月1日(金曜日)より、X線検査・CT検査等におけるリブレセンサーの取り扱いが変更となります。
リブレセンサーは、放射線を使用する検査では取り外して撮影することがメーカーから推奨されています。
しかし、当院では、身体・機器への影響が少ないと考えられることを踏まえ、リブレセンサーを装着したままでの検査も可能といたします。

なお、リブレセンサーを装着したまま検査を行った結果、機器の不具合や測定値への影響が生じた場合でも、当院では責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。

従来通り、リブレセンサーを取り外して撮影をご希望される場合は、取り外していただいて問題ありません。

皆さまのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

核医学治療(RI内用療法)

核医学治療(RI内用療法)は、放射性同位元素を含む放射性医薬品を体内に投与し、内部から放射線を照射する治療法です。

当院では、2023年5月より、ソマトスタチン受容体陽性の神経内分泌腫瘍に対するペプチド受容体放射性核種療法(PRRT)を、2025年12月より、前立腺特異的膜抗原(PSMA)陽性の遠隔転移のある去勢抵抗性前立腺がんに対する放射性リガンド療法(RLT)を始めました。

放射性ヨード治療

131Ⅰカプセルを内服することによって、甲状腺機能亢進症の治療や甲状腺がん手術後の「残存甲状腺の除去」による再発予防を行います。甲状腺組織(がんを含む)がヨウ素を取り込む性質があることを利用し、β(ベータ)線を出す「ヨード(Ⅰ)-131」を内服して甲状腺内部から放射線を照射する治療です。数個のカプセルを飲むだけなので、体への負担がすくない治療です。

治療効果を高めるため、事前にヨウ素を含まない食事(ヨウ素摂取制限食)への切り替えや、服薬中の薬によっては服薬を一時停止する必要があります。

詳細については主担当医にご相談ください。

放射性ヨード治療の説明

ゾーフィゴ治療

去勢抵抗性前立腺がん(ホルモン療法を行っても悪化する前立腺癌)で、骨転移があり、内臓転移がない方への骨転移巣への治療として、ゾーフィゴを注射します。ゾーフィゴはα(アルファ)線と呼ばれる放射線を出す「ラジウム(Ra)-223」という放射性物質が含まれた注射薬で、骨の代謝が活発になっているがんの骨転移巣に集まり、そこから放出されるα線が骨転移したがん細胞の増殖を抑えます。

ゾーフィゴ治療の説明

バイエル製薬株式会社HPより

ゾーフィゴ治療は4週間に1回、合計6回の注射を行います。入院の必要はなく、外来で治療可能です。投薬量を決定するため、注射前には体重測定を行います。患者さんの状態や病状によって適応・不適応がありますので、まずは主担当医にご相談ください。

ルタテラ治療

ソマトスタチン受容体陽性の神経内分泌腫瘍に対して、ソマトスタチンとよく似た物質にβ線およびγ(ガンマ)線という放射線を出す物質「ルテチウム(Lu)-177」を結合させ、細胞の内側から腫瘍細胞に障害を与える治療法で、ペプチド受容体放射性核種療法(PRRT)と呼ばれています。

ルテチウムが放出する放射線は主にβ線で、その届く範囲は約2mmと短いため、周りの正常組織へのダメージを抑えながら、がん細胞を効率的に攻撃します。

ルタテラ治療

ノバルティスファーマ株式会社医療関係者サイトより

ルタテラ治療は8週間隔で最大4回の投与を行いますので治療期間は約6か月となります。投与の際は、周囲の人の被ばくを避けるため、放射線を適切に管理できる特別な個室へ入院していただきます。投与後は、身体から放出される放射線量が低くなるまで病室内に滞在する必要があります。多くの患者さんは投与日の翌日には退院可能となりますが、体内の放射線量が下がらない場合は入院が延長する場合もあります。1回の投与につき、入院期間は2泊3日ほどです。

適応に関しては医師の判断が必要ですので、まずは主担当医にご相談ください。

ゾーフィゴ治療

※ 副作用が出た場合最大16週に延長します

ノバルティスファーマ株式会社医療関係者サイトより

プルヴィクト治療

プルヴィクトは前立腺特異的膜抗原(PSMA)陽性の転移性去勢抵抗性前立腺がんのがん細胞表面に存在しているPSMAというタンパク質と結合し、薬剤から放出される放射線によってがん細胞を内部から破壊、治療法で放射性リガンド療法(RLT)と呼ばれています。

プルヴィクトに使用されている放射性物質「ルテチウム(Lu)-177」が放出する放射線は主にβ線で、その届く範囲は約2mmと短いため、周りの正常組織へのダメージを抑えながら、がん細胞を効率的に攻撃します。

プルヴィクト治療-1

ノバルティスファーマ株式会社プルヴィクト静注による治療を受ける患者さんとご家族の方へより

プルヴィクト治療は6週間隔で最大6回の投与を行いますので治療期間は約8か月となります。投与の際は、周囲の人の被ばくを避けるため、放射線を適切に管理できる特別な個室へ入院していただきます。投与後は、身体から放出される放射線量が低くなるまで病室内に滞在する必要があります。多くの患者さんは投与日の翌日には退院可能となりますが、体内の放射線量が下がらない場合は入院が延長する場合もあります。1回の投与につき、入院期間は2泊3日ほどです。

適応に関しては医師の判断が必要ですので、まずは主担当医にご相談ください。

プルヴィクト治療-2

ノバルティスファーマ株式会社プルヴィクト静注による治療を受ける患者さんとご家族の方へより

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外部リンク

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