更新日:2024年3月15日
患者さんの権利と責務
患者さんの権利と責務
医療は患者さんと医療者との信頼関係のもとに行うことが大切です。
このため当院では、次のような患者さんの権利を尊重するとともに、協力もお願いしています。
- 医療の中で人としての尊厳が保たれる権利があります
- 検査や治療において十分な説明を受け、セカンドオピニオンを求め、その選択には自ら決定をし、かつ医療者に意見を述べることができる権利があります
- 診療に関する個人の情報を知ることができ、また保護される権利があります
- 自らの健康に関する情報を正しく医療者に伝える責務があります
- 病院内の秩序や医療者の指示を守る責務があります
インフォームドコンセントにおける権利と責任
インフォームドコンセントとは、「患者さんが診療を受けるにあたり、ご自身の病気に関する必要な検査や治療などについて医師等から十分な説明を受け、その内容をよく理解され、納得のうえで、患者さんご自身が適切な医療を選択し、治療や検査等を受ける」ことです。
医療法第1条の4第2項には、「医師、歯科医師、薬剤師、看護師その他の医療の担い手は、(~中略~)医療を受ける者の理解を得るよう努めなければならない」と示されています。
また、患者さん・ご家族においては、医療職(医師・看護師・ソーシャルワーカーなど)に対して納得するまで質問し、説明を求める必要があります。