更新日:2024年10月10日
入院のご案内
入院される患者さんへ
当院は「地域医療支援病院」の承認を受け、地域の医療機関との連携・役割分担のもと、医療機関間における紹介・逆紹介を中心とした、地域完結型の医療を推進しています。入院して間もない時期から、転院先の医療機関などについて、ご相談させていただくことがありますのでご了承ください。
入院の手続きについて
入院の手続きは、診療棟2階「入院サポートセンター」にて行います。
入院の手続きに必要なもの
- 入院申込書、診療費等支払保証書、DPCアンケート
- 退院証明書(過去3ヶ月以内に他の医療機関を退院された方)
- 健康保険証
- 医療券、限度額適用認定証、限度額適用・標準負担額減額認定証(交付を受けている方)
- はんこ(印鑑)
- 質問票(入院される方へ)
ご準備いただくもの
- 洗面・洗髪用具(洗面器・歯ブラシ・ボディソープ・シャンプー・ひげそり・ヘアブラシ等)
- 食事の時に使うもの(はし・スプーン・エプロン(必要時)等)
- 日用品(コップ・タオル・バスタオル・下着・パジャマ・履き物・ティッシュペーパー・ハンガー等)
病院は大勢の人が出入りしますので、盗難防止のため必要以上の現金や貴重品は、できるだけ病院にお持ちにならないようにお願いします。盗難等について、当院は責任を負いかねます。
服用中のお薬について
入院中の治療に支障をきたさないよう、現在使用されているお薬の内容を確認しますので、入院の際には下記のものをご持参ください。入院手続き終了後に薬剤師が確認します。
- 現在使用中のお薬(市販のお薬も含む)
- 入院・手術に際して、医師からの指示で一時的に服薬を中止しているお薬
- 「お薬説明書」や「お薬手帳」
入院サポートセンター
安心・安全な入院医療の提供と、不安なく療養生活が送れるよう支援する場所です。
愛媛県立中央病院は高度医療を提供する急性期病院として、1日に約50名の入院患者さんを受け入れています。2015年4月に手術を受けられる患者さんを対象とした「術前サポートセンター」が開設され、2016年10月に術前サポートセンターの体制と機能を充実・強化し、入院されるすべての患者さんを対象とした「入院サポートセンター」に生まれ変わりました。(現在は一部診療科のみを対象としていますが、今後段階的に拡大しすべての入院患者さんを支援する予定です。)
センター内に、説明室(個室)、麻酔科診察室、お薬確認カウンター、入院受付カウンターなどを併設することで、入院・手術に必要な説明や手続きが1カ所で受けられることになり、患者さんとご家族の利便性が向上しました。
入院サポートセンターでは、各診療科医師から依頼のあった患者さんやご家族に、担当看護師と相談できる環境や不安の表出が可能な場所と時間を提供し、入院・手術に関する説明を行うことで安心を届けています。
お薬については事前に薬剤師と面談し、入院・手術前に休薬すべきお薬はないかなどをチェックします。また、手術を控えている患者さんに対しては、既往歴や併存疾患の十分な把握に努め、麻酔科医師を中心とした多職種によるチェック体制を構築することで、周術期安全管理に寄与していきます。
入院サポートセンタースタッフ一同は、入院される患者さんとご家族を全力で支援していきます。
診療棟2階


入院生活について
食事の提供時間 | |
---|---|
朝食 | 7時20分 |
昼食 | 12時 |
夕食 | 18時 |
- 食事はおおむね上記の時間に配膳いたします。また、食事は病棟デイルームで召し上がっていただくことができます。
- 外出・外泊を希望される場合は、届出と主治医の許可が必要です。看護師にご相談ください。
- 消灯時間は、21時30分です。消灯時間以降のテレビのご利用はご遠慮ください。
- 下記の時間は病院内のセキュリティシステムが稼働します。院内の移動にはセキュリティカードが必要になりますので、病棟スタッフにお申し出ください。
平日19時~翌朝7時、休日19時~翌日13時 - 当院の敷地内は全面禁煙となっております。飲酒も固くお断りします。
- 原則としてご家族の付き添いは必要ありません。
- 駐車スペースに限りがありますので、入院中の駐車はお断りします。ただし、入退院時に患者さんを送迎する場合、手術待機後の説明や検査立会い等で家族が呼ばれて来院した場合は、駐車料金を免除しますので、患者さんが入院している病棟のスタッフステーションで病棟のゴム印を受けてください。その後、平日8時30分から19時は正面のご案内カウンターへ、平日19時から翌朝の間と土日祝祭日は防災センター(時間外受付)へ行って、免除の手続きをしてください。
- 集中治療室等一部の病室を除き、各ベッドにテレビ(イヤホン付)、冷蔵庫を備え付けています(持込みはお断りします)。個室以外の部屋でテレビをご利用の際は、同室の患者さんへの配慮からイヤホンのご利用をお願いしております。個室・特別室を除いて、ご利用には専用のプリペイドカードが必要です(テレビ:200円/日 冷蔵庫:100円/日)。
- 携帯電話は、他の方の迷惑にならないようにマナーを守ってご使用ください。
- 保険診療の制度上、入院中に他の医療機関を受診したり、お薬の処方を受けることは原則できません。他の医療機関の受診が必要な場合は、病院で手続きを取りますので、あらかじめ病棟看護師にお申し出ください。
- 療養については、医師および看護師の指示・指導に従ってください。病院の運営に支障をきたしたり他の方に迷惑をおかけしたりする場合は、診療不可能と判断させていただく場合があります。適切な医療の提供にご協力くださいますようお願いします。
医療安全について
患者さんに安心して医療を受けていただけるよう、次のような対策を行っております。ご協力をお願いいたします。
- リストバンド装着
- 検査、注射・点滴のときの本人確認
- 咳エチケットのお願い
- 手洗いのお願い
- 転倒・転落の防止
- 看護師の安全確認行動
入院費用について
入院費のお支払い
請求書(『納入通知書(兼領収書)』)は下記の時期にお渡ししますので、期限までに診療棟1階の「自動精算機」あるいは「総合受付(支払窓口)」でお支払いください。
- 月末時点で入院中の方:翌月10日~15日頃
- 退院される方:退院時
医療費のDPC制度
当院は厚生労働省の指定を受け、2012年4月1日から『DPC対象病院』となっております。
医療費は、診療行為ごとに計算する「出来高方式」ではなく、傷病名や診療行為をもとに厚生労働省が定めた1日あたりの定額医療費からなる包括評価部分(入院基本料・投薬・注射・検査・画像診断・処置を含む)と出来高評価部分(手術・麻酔・リハビリ・放射線治療・指導料など)を合算して計算する『包括評価方式(DPC)』となります。
医療費の自己負担額の軽減制度
ご加入の保険者に『限度額適用認定証』、『限度額適用・標準負担額減額認定証』の交付を申請し、これらの認定証を医療機関の窓口に提示されると、医療費(保険適用分)の支払いが軽減されます。医療費の軽減制度に関してご不明な点がありましたら、診療棟1階「総合受付」までご相談ください。
DPC制度について
退院の手続きについて
- 退院当日は、病棟でお薬などを忘れずにお受け取りください。
- 床頭台や鍵つき金庫の中などにもお忘れ物がないようにお確かめください。
- 入院会計担当職員が請求書(『納入通知書(兼領収書)』)と退院証明書(転院される方など必要な方のみ)を病室へお持ちします。1階の「自動精算機」あるいは「総合受付(支払窓口)」でお支払いください。
- 職員へのお心づけは固く辞退しておりますので、お気遣いのないようお願いいたします。
診断書・証明書
入院に関する各種診断書・証明書は退院日前日から申請できます。
受付窓口:診療棟1階総合受付【文書受付】
受付時間:平日(月曜日~金曜日)の8時30分~17時
※土曜日・日曜日・祝祭日、及び平日の時間外は受付できません。