更新日:2022年9月30日
新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ
院長からのメッセージ
診療機能の制限の解除について
当院では、9月26日(月曜日)から診療制限を解除することとしましたのでお知らせします。
新型コロナウイルス感染患者の診療対応のため、当院では8月8日(月曜日)から診療機能を3割削減してきました。8月中旬をピークに、県内の感染状況は減少傾向に転じていることから、今回、診療機能や運用病床の制限を解除し、通常の体制に戻すこととしました。
この間、当院の厳しい医療体制にご理解・ご対応いただいたことに深く感謝申し上げます。
今後の感染状況や医療のひっ迫状況によっては、再び診療機能を制限せざるを得ないことも考えられますが、ご理解いただきますようお願いいたします。
2022年9月26日
愛媛県立中央病院 院長 菅 政治
新型コロナウイルス感染症のワクチン接種に関するお問い合わせについて
新型コロナウイルス感染症のワクチン接種に関連する電話による問い合わせには対応しかねますので、ご了承ください。
当院かかりつけ患者さんで、ワクチン接種の是非を確認される場合は、診察時に、主治医へ確認してください。
ワクチン接種に関する当院の基本的な考え方
ワクチン接種について、以下の4項目に該当する方は、ワクチン接種をしてはいけないことになっています。
- 明らかに発熱している方(注1)
- 重い急性疾患にかかっている方
- ワクチンの成分(注2)に対し、アナフィラキシーなど重度の過敏症(注3)の既往歴のある方
- 上記以外で、予防接種を受けることが不適当な状態にある方
- 明らかな発熱とは通常37.5℃以上を指します。ただし、37.5℃を下回る場合も平時の体温を鑑みて発熱と判断される場合はこの限りではありません。
- ワクチンにはポリエチレングリコールが使用されています(主に薬剤や化粧品に使用)。
- アナフィラキシーや、全身性の皮膚・粘膜症状、喘鳴、呼吸困難、頻脈、血圧低下等、アナフィラキシーを疑わせる複数の症状。
上記のように当院にかかられているほとんどの方は、一般的なワクチン接種制限となる発熱や感染などの兆候がなければ、基本的に接種可能と考えます。(ご心配な方は、診察時に主治医にご確認ください。)
接種日の全身状態やアレルギーの既往など一般的な問診事項を踏まえての接種の判断は、ご本人と接種医師の判断でお願いします。
外来を受診される方へ
感染防止対策を講じたうえで、通常通り、外来診療しております。
受診・検査される方、付き添いの方におかれましては、マスク(可能な限り不織布マスク)の着用をお願いします。また、来院前に体温測定をしていただきますようお願いします。来院時に記載いただく「新型コロナウイルス感染症対策 調査票」で体温をお伺いしています。
「3つの密」を避けるために、
- 当院の自動再来受付機の稼働開始時間(7時50分頃)は、大変混雑しますので、できる限り予約時間に合わせてご来院ください。
- 来院後は、できる限り空いたスペースでお待ちください。
- 携帯電話で診察の状況が確認できます。是非ご利用ください。
入院患者さんへ
- 咳エチケットや手洗いを励行してください。
- 発熱や咳がある方及び病室を出る方は、マスク(可能な限り不織布マスク)を着用してください。
- 不要不急の外出・外泊はできません。
面会の禁止について
- 当院では入院患者さんとの面会を禁止しております。
- 真にやむを得ない場合を除き、面会を認めておりません。
- 療養生活に欠かせない物品をお持ちになる場合又は病院側から来院をお願いした場合など、真にやむを得ない場合には、1回の面会ごとに面会が必要な理由を確認させていただいた上で、来院する前に必ず、病院側の許可を得る必要があります。(来院前の許可が無いと入館できません。)
- いわゆる「お見舞い」はお断りします。
- また、面会の許可を得た場合においても、ご家族の方のみとし、面会者は1患者さんにつき1日1名、面会時間は15分以内とさせていただきます。
- 当該面会許可については、必ず、患者さんが入院する病棟の看護師に来院前にお申し出いただき、許可を得てください。当日入院された患者さんの面会であっても、来院前に許可を得てください。
- 上記のいかなる場合であっても、発熱、喉の痛み、せき、痰、おう吐、下痢、味覚障害など体調不良の方、国内外に限らず感染が多数発生している地域から帰県して2週間以内の方の病棟への立入りはご遠慮いただきます。病棟に上がった際には、体温測定にご協力ください。
- 面会の際にはマスク(可能な限り不織布マスク)着用(マスク持参)、手指消毒をしていただきます。
- 院内感染防止対策にご理解とご協力をお願いします。
- 真にやむを得ず面会する場合のご案内はこちら。
当院に入館される関係事業者の方へ
現在、当院では、院内感染防止の観点から、儀礼的な挨拶訪問や営業活動など、不急の入館をご遠慮いただいているところです。
入館できる場合は、
- 当院からの依頼に基づき当院の業務継続に必要な対応を行う場合など、必要やむをえない入館であって、
- 体温そのほか入館者の体調に問題がなく、入館申請書に必要事項を記載し、防災センターに提出のうえ、
- 必要最低限の人数で、業務上必要な範囲で可能な限り短時間に行う入館に限定しておりますので、ご協力をお願いします。
入館申請書の用紙は、診療棟1階防災センター前に備え置きしております。
事前にご準備いただく際は、次のファイルをダウンロードしてご利用ください。
■愛媛県立中央病院 入館申請書(納入企業等)Ver.2020.6.19
■愛媛県立中央病院 入館申請書(納入企業等)Ver.2020.6.19
当院の感染症対策について
(1)職員に対する取り組み
- 感染症予防の取り組みとして、手指衛生の徹底と個人防護具の適切な使用を指導しております。
- 体調不良者の管理体制整備として、毎日の体温測定など、健康状態を管理する仕組みを構築しています。
- 感染多発地域等への不要不急の移動(出張等)を自粛しています。
(2)職員以外に対する取り組み
- 正面玄関入り口に、アルコール手指消毒液を設置しています。
- 定期受診であって、ご希望の方は、電話による再診も可能となっております。条件を満たす方に限りますので、希望される方は、主治医とご相談ください。
- サンマルクカフェ、レストランフローラ等の利便施設の営業について、営業時間の短縮や座席のレイアウトなど、3密を避けるために、一部制限しております。
- 業者の立ち入りが必要な場合には、入館申請書の提出をお願いしており、体調管理の確認や感染予防策の徹底をしています。
(3)新型コロナウイルス感染症等感染防止対策実施医療機関「みんなで安心マーク」を取得
患者さんに安心して来院いただくため、公益社団法人日本医師会が作成した感染防止対策チェックリストの全ての項目をチェック・実践し、「みんなで安心マーク」を取得しました。
当院の換気について
当院における換気につきまして、診療棟、管理棟の全ての各フロア・各部屋に換気装置が備え付けられ、窓や扉を閉めた状態で十分な換気がされる構造となっておりますので、ご安心ください。
正面玄関の開扉時間の変更について
院内に滞在する時間を短くし、院内感染リスクを減らす(三密回避)ための取り組みとして、2020年9月1日から病院正面玄関の開扉時間を変更します。
ご不便をおかけしますが、院内感染防止対策にご理解とご協力をお願いします。
変更前:午前7時~
変更後:午前7時30分~
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医学生、看護学生等の臨床実地研修の受け入れについて
医学生、看護学生等の臨床実地研修を受け入れる必要性について
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臨床実地研修とは、医学生は診察・検査や簡単な治療、看護学生はシャドーイング(看護師の後ろで様子を見ること)を主に行うものであり、医療従事者を志す学生が、臨床の場に出る前に、医療の理論と実践を結びつけて理解する能力を養う場として非常に重要です。
未だ新型コロナウイルス感染症収束が見通せず、社会全体で長期的な対応が求められる中、臨床研修医、看護学生等が、卒業後に医療現場で国民の生命と健康を守る専門職として、新型コロナウイルス感染症患者対応を含む医療の提供をスムーズに行えるよう研修を実施することは、医療現場を支える人材育成を担う教育医療機関としての使命です。
現下のコロナ禍で看護師をはじめとする医療職が不足する中、即戦力となる医療職を育てることが、結果的に医療現場を支え、医療崩壊を防ぐことにも繋がります。
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これらの学生は、将来の医療従事者として高い志を持って普段から感染対策に取り組んでおり、特に研修前から研修期間中は万全の感染対策で臨んでおります。
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臨床実地研修の受入れに係る感染対策について
臨床実地研修の受入れに当たっては、次の感染対策を実施しております。
医療機関として、院内感染が発生しないよう可能な限りの対策を行っておりますので、ご理解をお願いします。
(1)研修の2週間前から・・・
- 行動履歴の記録、毎日の体温、体調を記録
- 感染拡大地域(緊急事態宣言発出区域、まん延防止等重点措置区域等)との往来及び発熱、咽頭痛、倦怠感、息苦しさ、味覚障害等がある学生は受入れ中止
(2)研修期間中・・・
- 毎日研修前後の検温、手洗い、手指消毒などの標準予防策の徹底
- ウレタンマスク禁止、食事中の会話禁止、飲食時以外は常時マスク着用
- 普段から接触のある者以外との会食、会合の禁止
- 5人以上、長時間の会食禁止
その他
(1)新型コロナウイルス感染症(濃厚接触者・接触者を含む)に関するご相談・お問い合わせについて
新型コロナウイルスの検査は、当院の受診患者(特殊な病態の患者を除く)であっても、実施しておりません。
発熱等の症状がある方(濃厚接触者・接触者を含む)は、まずは下記の【受診相談センター(コールセンター)089-909-3483】または近隣のかかりつけ医等の身近な医療機関に電話相談していただき、相談先の案内に従って受診してください。
新型コロナウイルスやインフルエンザ等の検査は、医師が必要と判断した場合に実施されることとなります。
【受診相談センター(コールセンター)連絡先】
対応時間:24時間対応(土曜日・日曜日・祝日含む)
電話番号:089-909-3483(愛媛県・松山市共通)
当院への検査目的での受診はお断りしております。
陽性患者の入院治療や保健所と連携した経過観察の診療体制を維持するため、何卒ご理解ください。
新型コロナウイルス感染症に関する一般的なご質問やご相談は、下記の相談窓口にご連絡ください。
【一般相談窓口連絡先】
対応時間:24時間対応(土曜日・日曜日・祝日含む)
電話番号:089-909-3468(愛媛県・松山市共通)
(2)感染症患者への対応について
当院は、感染症指定医療機関として、感染症の患者さんを受け入れる場合があります。感染症患者さんの処置、治療に係る場所は、一般の患者さんと完全に分けられておりますので、ご安心ください。
(3)入院申込書のダウンロードについて
特定のご案内により入院申込書を事前にご記入いただく場合には、こちらから書式をダウンロードしてください。