更新日:2025年1月15日
看護部長からのご挨拶
看護部の理念
愛媛県立中央病院看護部は常に看護の本質を追求し、ぬくもりのある質の高い看護を提供します。
ごあいさつ
看護はあらゆる年齢、あらゆる社会的役割、あらゆる健康段階の人を対象とし、看護を必要とする人の、「健康」と「生活」に責任を負います。患者さんを「生活者」として捉え、その人の生活をより良いものにしていくためには、「看護の専門性と独自性」をきちんと(言葉や技術で)表現できる看護師であることが重要です。2040年には高齢者人口がピークを迎えます。愛媛県立中央病院の看護師は、当院の役割である高度急性期医療に注力すると同時に、患者さんが在宅で医療を継続できるよう、回復期や慢性期診療に力を入れる地域の医療機関と連携し、医療・看護をつなぐ役割があります。また、少子化に伴い周産期医療が縮小する中で、ハイリスク妊産婦や低出生体重児に適切に対応し、尊い命を育み成長を支える周産期母子医療はさらに重要となります。
少子高齢多死社会へと急速に進む当県で、「県民医療最後の砦」としての矜持を持ち、学習し、様々な病態や背景を抱えた患者さんの人生の歩みを支えつづける看護部でありたいと思います。
看護部長 青野洋子