更新日:2023年11月8日

災害医療センター

センターの紹介

馬越 健介
災害医療センター長
馬越 健介
(うまこし けんすけ)

「災害拠点病院」は地震災害などの大規模災害において、発災初期の被災地内での迅速な医療活動の拠点となるもので、東南海・南海地震等の大災害に備え、愛媛県には8つの災害拠点病院が指定されております。

当院は「災害基幹拠点病院」に指定されており、災害時にも状況に応じた医療が継続して提供できるよう、免震構造の病棟と屋上ヘリポートを備えています。愛媛県内の災害拠点病院、自治体、保健所、関係機関と協力し、愛媛県全域の災害医療体制の強化に取り組んでいます。また、愛媛県には原子力発電所があり、「原子力災害拠点病院」にも指定されており、定期的な研修・訓練を行っています。

ドクターカー、DMATについて

ドクターカー

ドクターカー

2010年324日に配備されました。消防機関等からの要請に基づいて現場や医療機関に出動しています。

愛媛県ドクターヘリ運航開始以降は、夜間や天候不良時などドクターヘリの補完的な役割も担っています。また大規模災害等にも出動します。過去には2011年東日本大震災、2016年熊本地震、2018年西日本豪雨、2020年熊本豪雨にも当院のスタッフとともに出動しました。

DMAT

Disaster Medical Assistance Teamの略で、大規模災害や事故などの現場で活動できる機動性を持った、専門的な訓練を受けた医療チームです。

当院では、医師、看護師のほか、薬剤師、放射線技師、臨床工学技士、理学療法士、事務職などの様々な職種から構成されており、県内の災害拠点病院だけでなく、自治体、消防や警察、関係機関と連携して定期的な訓練を行っています。

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