更新日:2021年3月25日

生理機能検査室

循環(心臓)機能検査

心電図検査

心電図検査

心臓の鼓動リズムや虚血状態を記録します。不整脈や心筋梗塞などの心疾患がわかります。左胸部に6か所と手首、足首に電極を装着して検査します。据置き心電計が4台と病棟出張用心電計が4台あります。

マスター心電図検査

マスター心電図検査

安静時の心電図を記録した後、備付の階段を3分程度運動した後、心電図を記録します。心臓の虚血変化や不整脈の様子等をみます。年齢、性別、体重にあわせて運動回数を実施します。途中で苦しく感じた場合は中止して心電図の記録を行います。

トレッドミル検査

トレッドミル検査

心電図の電極をつけてベルトコンベアーの上を歩きます。3分毎に速度と角度が変わっていきます。医師が立ち会っての検査になります。マスター心電図検査よりも激しい運度負荷をかけての検査になりますので、スポーツができるような運動着を持参してください。

ホルター心電図検査

ホルター心電図検査

電極を装着して1日(24時間)の心電図を記録します。症状がある時の心電図変化をみます。心電図解析は病院内で行っています。装着当日は、入浴はできませんが、普段どおりの生活をしてください。汗をかいた場合は、電極の上から押さえるように汗を拭いてください。

動脈硬化(ABI)検査

動脈硬化(ABI)検査

両足首と両上腕の血圧を測定し、その比率(足首収縮期血圧÷上腕収縮期血圧)を計算したものです。動脈硬化度や血管の詰り等がないか検査します。しばらく横になって血圧が落ち着いてから検査を行います。リラックスをして検査を受けてください。

呼吸(肺)機能検査

呼吸機能検査

呼吸機能検査

手術時(麻酔)に必要な肺容量や肺のガス交換能力を検査します。口で吸ったり吐いたりの検査になります。鼻はクリップでとめます。検査機器は2台あります。

呼吸抵抗検査

呼吸抵抗検査

安静な呼吸で短時間で検査します。慢性閉塞性肺疾患や喘息などの疾患を早期に評価できます。最新の機器を使って肺の状態を3Dカラーグラフィックで表示しますので、結果をわかりやすく伝えることができます。

睡眠時無呼吸(PSG)検査

睡眠時無呼吸(PSG)検査

睡眠時の無呼吸・低呼吸の程度と酸素状態を検査解析します。当院では入院しての検査の他に、呼吸器科・循環器科で簡易型の機器を貸出しして、ご自宅で検査を行う機器もあります。いびきを指摘されたり、日中に眠気を強く感じる方は各科外来でご相談ください。

脳・神経検査

脳波検査

脳波検査

頭部に約20か所電極を装着して微弱な電気変化を脳波として記録します。てんかんや脳炎の診断、診療効果の判定をします。眼を閉じての検査になります。検査中に眠れるように前日は睡眠時間を短くして来院してください。0歳~未就学児は睡眠導入剤を使用することがあります。

神経伝導・針筋電図検査

神経伝導・針筋電図検査

手足の神経・筋肉を電気刺激して活動電位や伝達速度等を検査します。弱い電気で刺激しますので、手足がピクピクしますが、危険性はありませんので、リラックスして検査を受けてください。

超音波(心臓・腹部・血管・表在)検査

エコー検査

エコー検査

腹部、心臓、血管、体表等のエコー検査を行っています。検査時間は項目にもよりますが、一人約20~30分かかります。エコー室には機器が11台あり、待ち時間の短縮に努めています。

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