診療科のご案内小児科

部長挨拶

子どもたちの健やかな成長のお手伝い
~やさしく、まじめに、たくましく~

小児科手塚優子

愛媛県立今治病院小児科は、今治地区の基幹病院として、子どもたちの健康を守る重要な役割を担っています。当院は紹介受診重点医療機関に指定されており、ご紹介いただく小児の診療を主軸に、一般外来、入院診療、専門外来、地域周産期母子医療センターとしての新生児診療(NICU)、二次輪番や日曜当番などの救急診療、重症児の救急搬送や時間外の二次紹介児の診療などを行っています。
また、地域の保健活動として乳児健診や検診業務、啓蒙活動を行うほか、市のネウボラ課と連携し、家族を含めたケアにも取り組んでいます。
現在、常勤医師6名、応援医師1名で、小児科の一般的な診療にあたっているほか、専門外来としては、循環器外来(松田、村尾)、神経外来(岡本)、腎外来(手塚)、未熟児発達外来(松田、村尾)、アレルギー外来(西村:非常勤)、内分泌・代謝外来(藤澤、濱田:非常勤)といった分野で専門性の高い診療を行っています。
多岐にわたる業務を遂行するためには、一人ひとりが「やさしく、まじめに、たくましく」という気概をもって仕事に臨むことが大切です。一人一人の意識が、チームの協力体制をさらに強固にすると思います。
他の地区と同様、今治地区でも年々出生数は減少しています。しかし、新型コロナウイルス感染症をはじめとした各種感染症の大流行や、心の問題を抱える子どもの増加により、小児科の役割は少子化に反してますます重要となっています。今治市は「住みたい街」として、子育て世代に人気のある地域です。子育てしやすい街は、次世代へつながる力を育み、その地域の発展にも寄与することでしょう。
私たちは地域の砦として、子どもたちの健やかな成長を支援するために、スタッフ一丸となって努めてまいります。

外来担当医表

※ こちらは横にスクロールして閲覧することができます。

一般外来
午 前
1診 担当医 村尾紀久子 玉井葉奈 (藤澤由樹) (田内久道)
2診 担当医 担当医 岡本健太郎 手塚優子 矢野真啓
3診 第1週
(西村幸士)
健診 松田修 玉井葉奈 担当医 村尾紀久子
専門外来
午 後
(予約制)
1診 予防接種 【腎臓】
手塚優子
【新生児・発達】
村尾紀久子
【アレルギー】
第1・3週
(西村幸士)
          【内分泌】
第2週
(藤澤由樹)
【内分泌】
第1週
(濱田淳平)
2診 予防接種 【神経・発達】
岡本健太郎
【腎臓】
手塚優子
【一般】
矢野真啓
【神経・発達】
岡本健太郎
健診 【新生児】
松田修
【一般】
玉井葉奈
【循環器】
松田修
【循環器】
松田修
村尾紀久子
  • ( )医師は非常勤
  • 学校検診の2次検診は電話で確認後、受診してください。
  • 一般外来(午前)については当直等により変更となることがあります。

担当医紹介

診療実績

対象疾患

遺伝、先天奇形、染色体異常
ダウン症候群、ターナー症候群、18トリソミー、口唇裂、口蓋裂など
代謝栄養性疾患、消化器疾患
高インスリン血症性低血糖症、ケトン性低血糖症、糖尿病、高脂血症、小児肥満症、便秘症、感染性胃腸炎、急性虫垂炎、肥厚性幽門狭窄症、腸重積症など
先天代謝異常、内分泌疾患
先天性副腎過形成症、先天性甲状腺機能低下症、甲状腺機能亢進症、成長ホルモン分泌不全性低身長症、思春期早発症など
免疫異常、膠原病、リウマチ疾患、感染症
川崎病、IgA血管炎、壊死性リンパ節炎、PFAPA症候群 無菌性髄膜炎、各種ウイルス感染症(COVID-19を含む)、溶連菌感染症、蜂巣炎、リンパ節炎など
新生児疾患
低出生体重児、新生児低血糖、新生児黄疸、新生児呼吸障害、新生児敗血症、新生児仮死など
呼吸器、アレルギー
上気道炎、クループ症候群、気管支炎・肺炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、食物アレルギー、アナフィラキシー、アトピー性皮膚炎など
循環器疾患
心室中隔欠損、心房中隔欠損、動脈管開存、Fallot四徴症、川崎病の循環器合併症、不整脈など
血液、腫瘍
鉄欠乏性貧血、免疫性血小板減少性紫斑病、血友病、血球貪食症候群など
腎・泌尿器疾患
尿路感染症、急性糸球体腎炎、ネフローゼ症候群、IgA腎症、紫斑病性腎炎など
神経・筋疾患、精神疾患、心身症
熱性痙攣、けいれん重積、てんかん、急性脳症、脊髄性筋萎縮症、筋ジストロフィー、発達障害、摂食障害など
事故、外傷
異物誤飲、熱中症、溺水、被虐待児など

認定施設

  • 日本小児科学会専門医研修施設
  • 日本アレルギー学会アレルギー専門研修基幹施設
  • 日本周産期・新生児学会新生児専門医補完研修施設
  • 地域周産期母子医療センター
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