診療科のご案内麻酔科

部長挨拶

麻酔科紹介

麻酔科寺尾 欣也

当院麻酔科は、日本麻酔科学会認定病院であり、常勤麻酔科医2名が勤務しています。地域の中核病院として手術麻酔、集中治療室管理、麻酔科外来等の管理を行い、産科救急をはじめとした24時間緊急手術に対応が可能な態勢を整えています。
手術麻酔においては、より安全で痛みや負担の少ない麻酔の提供を心掛けています。麻酔科管理症例については、乳幼児から高齢者まで年間約1000件の麻酔管理を行っています。
全身麻酔、末梢神経ブロック、硬膜外麻酔、脊髄くも膜下麻酔等の中から患者さんに合った最も適切な麻酔方法を考え、周術期の様々なストレスや痛みから患者さんを守るよう常に努めています。
大きな手術後や集中治療を必要とする重症患者さんに対しては、各診療科の先生方や集中治療室のスタッフと連携して、安全で高度な医療を提供できるように治療介入を行っています。

外来担当医表

※ こちらは横にスクロールして閲覧することができます。

     山下亜記      寺尾欣也     

担当医紹介

診療実績

麻酔実績

2021年度 麻酔実績

総麻酔件数:997例

全身麻酔(硬膜外麻酔・神経ブロック併用含):753例
脊髄くも膜下麻酔他:244例
他(硬膜外麻酔・神経ブロック単独など):4例

*機構専門医の研修必修症例数
小児(6歳未満):12例、帝王切開:152例、脳神経外科17例、胸部外科0例、心臓血管外科0例

一般消化器外科、整形外科、産婦人科、耳鼻咽喉科、泌尿器科、脳神経外科の麻酔を行っています。地域周産センターであるため、病院規模に比して帝王切開が多いという特徴があります。また、全身麻酔症例においては硬膜外麻酔や各種神経ブロックによる術後鎮痛を積極的に行っています。

認定施設

  • 日本麻酔科学会麻酔科認定病院
  • 愛媛大学麻酔科専門研修プログラム 専門研修連携施設
  • 愛媛県立中央病院麻酔科専門研修プログラム 専門研修連携施設
日本麻酔科学会の麻酔科認定病院です。また、愛媛大学麻酔科専門研修プログラムと愛媛県立中央病院麻酔科専門研修プログラムの専門研修連携施設として登録されています。初期研修は勿論、日本専門医認定機構の麻酔科専門医研修の一定期間を当院で行うことができます。

麻酔科研修内容

  • 当院は麻酔科の研修を行うために十分な症例数があります。心臓血管外科や移植医療など先進医療に関わる麻酔はありませんが、一般消化器外科、整形外科、産婦人科、耳鼻咽喉科、泌尿器科、脳神経外科の一般的な麻酔を十分に研修することができます。
  • 初期研修では予定手術の全身麻酔や一般的な脊髄くも膜下麻酔を担当し、麻酔法や関連、麻酔に伴う副作用や合併症とそれに対する対処法、周術期の気道確保、人工呼吸管理、循環管理、体液管理、腰椎くも膜下穿刺法や動脈圧ラインの確保など関連する処置の習得を目標に研修を行います。
  • 後期研修(専門医研修)では、一般的な麻酔科研修のほか、緊急手術、帝王切開術、重症症例の麻酔管理、硬膜外カテーテル留置、神経ブロックなどステップアップした麻酔科研修を行います。
  • 当院は全身麻酔や脊髄くも膜下麻酔などの麻酔診療の基礎をしっかりと抑えつつ、硬膜外麻酔や各種神経ブロックの研修を行うことができる病院です。
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