診療科のご案内耳鼻咽喉科

部長挨拶

診療科の紹介

耳鼻咽喉科淺井 真紀

当科では耳鼻咽喉科・頭頸部外科疾患全般の診療を行い、悪性疾患などの対応できない症例につきましては愛媛大学など他施設に紹介しています。今治圏域で耳鼻咽喉科疾患に入院対応のできる病院は当院ともう1施設しかなく、さらには麻酔科と小児科の常勤医がいる病院となると当院のみのため、合併症の多い症例や小児の全麻手術など入院や手術を必要とする患者さんを受け入れています。現在、日本耳鼻咽喉科学会専門医資格を有する2名の常勤医で診療を行なっており、年間手術件数は150~200例です。地域住民や周辺医療機関の方々に信頼され、貢献できるよう努めて参りたいと思います。

外来担当医表

※ こちらは横にスクロールして閲覧することができます。

1診 淺井真紀 川元日向子 (愛大医師) 淺井真紀
川元日向子
川元日向子
2診 川元日向子 淺井真紀 (愛大医師) 淺井真紀
  • ()医師は非常勤

担当医紹介

診療実績

対象疾患

滲出性中耳炎、慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎などの中耳疾患
難治性の滲出性中耳炎に対してはチューブ留置を、穿孔性中耳炎に対してはテルダーミスやリティンパを用いた外来手術を行っています。真珠腫は愛大耳鼻科に治療をお願いしています。
突発性難聴や末梢性めまいなどの中耳疾患や末梢性顔面神経麻痺
必要症例は入院加療。ステロイドの内服や点滴が無効であった突発性難聴例にはステロイドの鼓室内投与も行なっています。顔面神経麻痺には予後診断も行い、予後が不良と思われる症例では手術目的に愛大耳鼻科を紹介しています。
アレルギー性鼻炎や鼻中隔弯曲症、慢性副鼻腔炎などの鼻副鼻腔疾患
アレルギー性鼻炎に対してはスギやダニの舌下免疫療法を積極的に行なっています。内視鏡下副鼻腔手術も多く行い、内服加療が無効なアレルギー性鼻炎症例には後鼻神経切断術を行い、良好な治療成績を得ています。
扁桃周囲膿瘍や急性喉頭蓋炎などの炎症性疾患やアデノイド増殖症や慢性扁桃炎などの咽頭疾患
必要例は緊急入院の上、点滴加療を行い、経過により緊急手術も行なっています。扁桃やアデノイド手術に関しては近隣からの紹介も多く、合併症もなく施行出来ています。
声帯ポリープやポリープ様声帯、喉頭蓋嚢胞、喉頭がんなどの喉頭疾患
従来の顕微鏡下の手術に加え、ビデオ内視鏡下の手術も行なっています。悪性腫瘍は診断および検査を行い、治療のできる施設に紹介しています。
耳下腺や顎下腺の唾液線疾患や甲状腺疾患、頸嚢胞やリンパ節腫脹などの頭頸部疾患
頭頸部良性腫瘍は当科で手術を行い、悪性腫瘍は診断後、治療のできる施設に紹介しています。
睡眠時無呼吸症候群
簡易型の検査器械を貸出し、その結果により治療方針を決定。場合により、一泊入院でより詳しい無呼吸検査も施行しています。
嚥下障害
嚥下内視鏡検査をルーチンで行い、必要によりビデオ嚥下透視検査も施行して、言語療法士や栄養士、看護師、薬剤師のチームで治療方針を決定しています。
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