更新日:2025年6月5日
PETセンターへの紹介について
お申込みの流れ
お申込み方法 FDG-PET/CT検査(保険診療)
医療機関からの紹介(保険適用疾患の場合)
- 当PETセンターへ電話にてご連絡ください。検査の日時を調整、予約決定します。
※PETセンター電話番号:089-947-1140 - 貴院(紹介元医療機関)から、「紹介状・診療情報提供書兼共同利用申請書-FDG-PET-CT検査用-」に必要事項を記入のうえ、FAXにより当院地域医療連携室あて(FAX:089-987-6271)に送付ください。FAX後、いずれの原本も、紹介状にご同封願います。
- 貴院にて、患者さんに説明し同意を取得しておくようお願いします。詳しくは下記リンクをご参照ください。
- 検査当日、患者さんは総合受付を経由し、当院PETセンターへ来所、検査を実施します。
- 検査結果は、原則後日紹介元医療機関へ郵送します。
留意事項
- FDG-PET/CT検査は、原則、日常生活動作の良好な方が対象であり、患者さんの状態により検査をお受けできない場合もしくは介助していただく方の付き添いをお願いする場合があります。
- 医療機関からのお申し込みは、原則、保険適応疾患のみ受け付けております。検診やスクリーニング目的の検査につきましては、当院PETがんドック等をご案内くださいますようお願いたします。
FDG-PET/CT検査の保険適用について
FDG PET、PET/CT 診療ガイドラインにおいて推奨される次の表に定める要件を満たす場合に限り適用されます。
悪性腫瘍(注1) |
他の検査、画像診断により病期診断、転移・再発の診断が確定できない場合 <症例の選択基準>
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てんかん | 難治性部分てんかんで外科切除が必要とされる場合 |
心疾患 |
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大型血管炎 (高安動脈炎または巨細胞性動脈炎) |
すでに大型血管炎と診断がついており、他の検査で病変の局在又は活動性の判断のつかない場合 |
(注1)悪性腫瘍の保険適用とされる検査目的
- 治療前の病期診断
- 二段階治療を施行中の患者において、第一段階治療完了後の第二段階治療方針決定のための病期診断、たとえば術前化学療法後または術前放射線治療後における、術前の病期診断、等
- 転移・再発を疑う臨床的徴候、検査所見がある場合の診断
- 手術、放射線治療などによる変形や瘢痕などのため他の方法では再発の有無が確認困難な場合
- 経過観察などから治療が有効と思われるにも関わらず他の画像診断等で腫瘤が残存しており、腫瘍が残存しているのか、肉芽・線維などの非腫瘍組織による残存腫瘤なのか、を鑑別する必要がある場合
お申込み方法 アミロイドPET-CT検査(保険診療)
医療機関からの紹介(保険適用疾患の場合)
- 当PETセンターへ電話にてご連絡ください。検査の日時を調整、予約決定します。
※PETセンター電話番号:089-947-1140 - 貴院(紹介元医療機関)から、「紹介状・診療情報提供書兼共同利用申請書-アミロイドPET検査用Ver.1.1-」に必要事項を記入のうえ、FAXにより当院地域医療連携室あて(FAX:089-987-6271)に送付ください。FAX後、いずれの原本も、紹介状にご同封のうえご持参願います。
- 貴院にて、患者さんに説明し同意を取得しておくようお願いします。詳しくは下記リンクをご参照ください。
- 検査当日、患者さんは総合受付を経由し、当院PETセンターへ来所、検査を実施します。
- 検査結果は、原則後日紹介元医療機関へ郵送します。
アミロイドPET検査留意事項
- FDG-PET/CT検査は、原則、日常生活動作の良好な方が対象であり、患者さんの状態により検査をお受けできない場合もしくは介助していただく方の付き添いをお願いする場合があります。
※アミロイドPET検査は付き添い者を必ずお願いしております。
※アミロイドPET検査のみ、検査前日にお付き添いの方に検査の再確認のご連絡をお電話にてさせていただきます。 - 医療機関からのお申し込みは、原則、保険適応疾患のみ受け付けております。
アミロイドPET検査の保険適用について
保険診療でアミロイドPET/CT検査を受けていただくためには、以下の要件を満たす必要があります。
- 厚生労働省の定める"レカネマブもしくはドナネマブ製剤に係る最適使用推進ガイドライン"に準拠している施設である。
- 軽度認知症患者に対し、頭部アミロイドPET-CT検査で治療薬の投与を判断する目的である。
- 治療薬(ドナネマブ製剤)の治療効果判定を評価する目的である。
- 被検者はアミロイドβ病理を確認するための脳脊髄液(CSF)検査を行っていない。
不適切な使用(アミロイドPETイメージング剤の適正使用ガイドライン(改訂第3版 2023年9月21日))
- 進行した重度の認知症症例
- 症状・経過が典型的で診断が明らかな場合
疾患修飾薬治療ではなく診断の確定のみを目的とする場合 - 無症候者に対するアルツハイマー病(AD)の発症前診断
- 認知症の家族歴を有していたり、ApoEε4の保有者であったりするというだけの理由
- 自覚的な物忘れなどを訴えるが客観的には認知機能障害を認めない場合
- ADの重症度の判定
- 医療以外の目的(雇用時健康診断や、保険目的など)
- 検査結果のもたらす心理的・社会的影響について配慮ができない場合
上記から自明であるが、ADによる認知症の発症予測に関するアミロイドPETの有用性は確立していないので、無症候者に対する健康診断(検診)としてアミロイドPET検査を実施することは不適切である。
PETがんドック(保険適用外)
お申込み方法
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