更新日:2022年12月23日

整形外科

診療科の紹介・特色

椿 崇仁
主任部長
椿 崇仁
(つばき たかひと)

整形外科は、骨・関節・筋・神経系などの運動器の外科です。骨折・靱帯損傷などの外傷学から、椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などの脊椎・脊髄病学、変形性関節症やリウマチのような関節外科学、骨肉腫などの腫瘍学、先天性股関節脱臼などの小児整形外科学、最近ではスポーツ整形外科学まで多岐にわたり、対象年齢も小児から老人までに及びます。全世代にわたりQOLを追求する時代、特に高齢化社会を迎え、脊椎、関節を患う患者数は増加の一途をたどっています。

病診連携、地域連携を進め地域全体としての医療体制が求められる現在、当科の役割は手術を担当することとなります。地域のリハビリテーション担当病院と連携して治療に当たります。

当科の特徴としては、愛媛県中予の基幹病院として三次救急を担当しており、必然的に、多発骨折、脊椎骨盤損傷などの重度外傷が治療対象の中心となりますが、整形外科のもう一つの柱である脊椎外科、関節外科も開設当初よりの伝統があり、さらに専門性を追求し、時代の要望に応えたいものと考えております。
当科では、整形外科専門医6名を中心に専攻医、研修医、リハビリテーション部、病棟スタッフが、速やかな回復を期してチーム医療を目指します。

対象疾患

外傷性疾患では、四肢の骨折、骨軟骨損傷、神経筋肉損傷、脊椎外傷(脱臼、骨折、脊髄損傷)を対象とします。

四肢体幹の知覚麻痺、運動麻痺、疼痛などを来す脊椎疾患として頚椎・腰椎の椎間板ヘルニア、頚椎・胸椎の後縦靭帯骨化症、黄色靭帯骨化症、腰部脊柱管狭窄症などが挙げられます。基本的には保存的治療を原則としますが、必要時には手術を検討いたします。

変形性股関節症、変形性膝関節症など退行性変性疾患には、保存的治療で改善不良な場合には人工関節など手術的加療を行います。

関節リウマチなどの関節炎、感染による骨髄炎などは、診断し治療へと進めます。

骨軟部腫瘍に関しては、骨肉種などの悪性腫瘍については、大学病院など、専門施設への紹介を検討します。

小児整形外科に関しては、先天性股関節脱臼、斜頚、内反足などについては、療育センターなど、専門施設への紹介を検討します。

外来担当表

整形外科

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
午前 椿 崇仁
飯本 誠治
松本 和寛
岩川 和弘
日浅 浩成
山岡 慎大朗
森実 圭
松本 和寛
松坂 隆範
椿 崇仁
飯本 誠治
樋野 正典
森実 圭
松坂 隆範
山岡 慎大朗
午後 岩川 和弘
山岡 慎大朗
森実 圭
松本 和寛
岩川 和弘

脊椎脊髄

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
午前 飯本 誠治
松本 和寛
山岡 慎大朗 松本 和寛 飯本 誠治 山岡 慎大朗
午後 山岡 慎大朗
岩田 真治(脳外)

※脊椎内視鏡(FESS)は火曜日・金曜日にご相談ください。

施設認定

  • 日本整形外科学会専門医制度研修施設
  • 日本脊椎脊髄病学会認定施設
  • 日本手外科学会認定研修施設

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