看護部紹介認定看護師紹介

    

認知症看護認定看護師

飯尾 智子

2025年には認知症の方が700万人にのぼると言われています。当院でも、認知症を有していても他の疾患治療のために入院する患者様が増え、安心できる環境で必要な治療を受けるためにも、認知症看護(ケア)が重要と考えられます。

私は認知症看護認定看護師として、認知症を有してもご本人が大切にしてきた価値観や信念、築いてきた生活習慣などの「その人らしさ」を通院・入院中も常に大事にしたいと思っています。ご本人やご家族、そして当院・地域で患者様に関わるすべての多職種と共に、切れ目のないケアを考え続けていきたいと思います。

救急看護認定看護師

渡部 大志

救急看護は突発的な外傷、急性疾患、慢性疾患の急性増悪などの様々な状況によって、救急処置が必要な対象に実施される看護活動です。場所、疾患、臓器、対象の発達段階、診療科、重症度を問わず活動を行う必要があります。迅速な救命技術やトリアージの実施、危機的状況にある患者様やご家族への早期的介入および支援、また災害サイクルに応じた医療ニーズを理解し状況に即した看護を行います。

看護の実践だけでなく、スタッフへの指導・相談を行い、今治地域の救急看護の質の向上に貢献できればと考えています。

患者様やご家族に寄り添い、その人らしい生活を送ることができるよう看護を考え、提供できるよう支援していきたいと思います。

感染管理認定看護師

杉田 晴奈

当院の院内感染対策に関する目標は、「患者サービスの向上を目指し、安全な療養環境を提供するために全職員が感染予防に取り組む組織作りをする」と定められています。目標達成に向け、感染対策の専門性をもった多職種のメンバーで構成されたICT(感染制御チーム)が、各部門でリーダーシップを発揮し院内感染対策の充実と強化を図っています。

また、直接患者対応する現場スタッフが自ら気づき考え行動できるよう、感染管理に関する最新の知識・技術を提供することが私の重要な役割と考えており、職員研修やカンファレンスなど積極的に開催しています。

現場で働くスタッフの日々の疑問点から、当院の感染対策の現状と問題点を把握し、よりよい方向に改善できるよう取り組んでいます。

皮膚・排泄ケア認定看護師

市川 文

皮膚・排泄ケア認定看護師は、「褥瘡のケア」や高齢者によく見られるスキン-テア(皮膚裂創)に対する「創傷ケア」、人工肛門造設や尿路変向手術後患者に対する「ストーマケア」、尿や便失禁による皮膚障害に対する「スキンケア」を対象に専門的なケアを提供しています。

退院後も、ストーマ外来にて継続して看護を行っています。ストーマ外来では、排泄経路が変更になりストーマと共に生活する患者様の様々な不安に寄り添い、患者様やご家族の相談をお受けしています。

今後は、皮膚・排泄ケア領域における院内の看護の質の向上に加え、在宅の患者様が住み慣れた地域でその人らしく生活していけるように通所リハビリ施設や訪問看護事業所などの介護保険サービスとの連携、自宅への退院前後訪問も進めていきたいと考えています。

ページの先頭へ戻る