更新日:2021年3月30日
当院の臨床研修~10のアピールポイント~
研修の強み~症例多数~
1.豊富な症例数
2019年度実績
入院延患者数 | 218,208人(1日平均:596人) |
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外来患者数 | 370,815人(1日平均:1,545人) |
救急患者 (総合周産期母子医療センター除く) |
5,900人 |
-うち3次救急受診者数 | 2,151人 |
-うち救急車搬送数 | 3,661人 |
-うち入院者数 | 3,686人 |
病理解剖実施数 | 13件 |
年間手術件数(手術室実施分) | 8,709件 ※医事算定件数 |
地域医療支援病院紹介率 | 72.9% |
-逆紹介率 | 108.5% |
分娩数 | 981件 |
-うち帝王切開数 | 352件 |
2.三次救急
当院は、自治体病院として中四国最大の病床数です。初期研修で内科、外科の専門医研修の症例も集めることができますし、マイナー科の症例も豊富です。輪番当番病院からは外れていますが、かかりつけ患者の急病、二次病院から受け入れをおこなっており、総合診療科初診を含め救急患者のファーストタッチができます。経験した症例や悩んだ症例は勉強会で共有します。県内の三次救急病院としてドクターヘリの基幹施設となっており、2年目で条件をクリアできればヘリに同乗することもできます。
3.プライマリケア研修
病院は機能分化が進んでおり、大病院では医療の一部しか経験できません。
当院は県内の中小病院や診療所と連携しており、2年時に選択してプライマリケアの経験や「大病院へ紹介する側」の経験もしてもらっています。
当院は県立病院として、県立南宇和病院、県立今治病院、県立新居浜病院と強固な連携があり、毎年1年時に見学ツアーをおこない、その地域の文化と医療を学び、その施設の指導医と交流を持ち、2年時の研修の選択に役立ててもらっています。
自分が経験した院外研修は、2年目から1年目に勉強会内で伝えるようにしております。



研修の強み~人財育成~
4.熱意ある指導医

まじめな性格が多い愛媛県人ならではの指導をおこなっています。2020年から改訂された臨床研修制度に対応したオンライン評価システムEPOC2をいち早く導入し、360度評価をおこなっています。
それとは別に、ローテーション前の指導医との研修目標確認、後の評価とフィードバックをおこなっています。
メンターとの面談にて、研修の進捗状況や健康状況などの確認を年3回おこなっています。面談では研修に対する要望も聞いており、常にプログラムの見直しをおこなっています。
5.豊富なレクチャー・カンファレンス

毎週金曜日の勤務時間内の午後4時半から5時半まで、研修医勉強会をおこなっています。症例検討やシミュレーション研修、各分野のレクチャーだけでなく、厚労省から提示されている保険診療、緩和ケア、ACP、地域包括ケア、虐待、予防医学なども学んでいます。
その他、別枠で縫合実習や、ハンズオン心臓超音波研修もおこなっています。
全国の初期研修医が参加している基本的臨床能力評価試験にも参加しており、自分の知識、能力が全国レベルとの比較ができます。順番でICTなどの院内のチームへ参加し、組織横断的チーム医療を学んでいます。


研修医勉強会(毎週金曜日)
当直症例の振返りや基本的手技のスキルアップを行っています。




外科系基本手技講習会(一年次研修医対象)


内科カンファレンスおよびCPC(水曜日17時15分~18時)

内科の各臓器別または多臓器にわたる症例勉強会

可能な限り研修医が症例提示。専門医資格に必要
ICLS研修


学生実習 ランチョン企画 MED×EPCH talks


症例発表(研修修了認定)


6.指導体制
研修到達目標をクリアできるよう研修委員会で管理しています。
7.研修サポート体制

EBM検索のUptoDateや文献検索ClinicalKey、臨床手技動画のProcedures Consultが利用可能です。毎年、研修医が要望した図書を購入し、研修医室の図書コーナーにおいています。初期研修医には1人1台の机とPCも用意されています。
官舎がすぐ近くにあり、当直も官舎で待機可能です。24時間利用可能なコンビニと、24時間利用可能な保育園もあります。研修医室には専攻医(後期研修医)も多く、公私にわたるいろんな相談も可能です。
8.グローバルを目指した研修

グローバル人材育成のため、ネイティブによる指導の英語プレゼン研修をおこなっています。
Case presentation(毎月1回 木曜日)


研修の強み~研修環境~
9.魅力的なロケーション
何かと便利な土地(交通手段、店舗、繁華街 等)で、街へのアクセスが良好です。
10.病院がきれい
導入設備の紹介
- da Vinci
2012年11月導入:泌尿器科、消化器外科手術 - PET-CT
2台(年間約3,500件) - MRI
1.5テスラ:1台 3テスラ:2台(年間約9,000件) - CT
128列:1台 64列:2台




図書室、専攻医・研修医医局
管理棟7階図書室には、医学国内雑誌(約200種類)、医学国外雑誌(約100種類)を揃えています。また、管理棟3階医局では、各々、自席に備えつけられたパソコンを利用して、院内連絡及び自己学習等ができます。
UptoDate、各種電子ジャーナルが利用できます。Procedures Consultを利用して手技の事前自宅学習も可能です。
ロッカールーム、仮眠室(男女別)、シャワールーム、研修医カンファレンスルームが設備され、研修や勉強がしやすい環境をご用意しています。


シミュレーションルーム
バーチャルリアリティ心臓・腹部超音波トレーニングシミュレータ、CVC穿刺挿入シミュレータほか多くの機器を備えており、常時利用できます。BLS講習も定期的に開催しております。


職員宿舎(マンションタイプ)
- 職員宿舎(2006年築)
RC8階建
医師・看護師 単身用:1K(24平方メートル)70戸 - 医師公舎(2014年築)
RC7階
単身用:1K(33平方メートル)30戸
世帯用:2LDK(68平方メートル)15戸
※1階は院内保育所

