更新日:2023年4月4日

がん地域連携パスについて

医療関係者の方へ

がん地域連携パスのご案内

当院は、愛媛県がん診療連携協議会に参画し、愛媛県内で共通使用している5大がんの地域連携パスを基に作成・使用しています。

がん地域連携パスとは

がん地域連携パスとは、がん診療連携拠点病院と地域の医療機関等が作成した役割分担表や医療者用地域連携診療計画表及び患者用診療計画表から構成される、がん患者に対する一連の診療全体の流れを体系化したものをいいます。

がん地域連携パス(診療計画書)について

主治医が患者さんにとってがん地域連携パスの利用が望ましいと判断したら、患者さんにご説明します。
かかりつけ医の先生方が日々の診療と処方を担当し、当院が節目の診察・検査を行い、約5年間の連携を行います。
患者さんは、かかりつけ医と当院の医師とで診療を受けることができ、待ち時間の短縮・交通費の軽減等が期待されます。患者用診療計画表(私のカルテ)に日々の記録をすることで、経過を医療者と共有することができ、安心した療養環境の提供が可能となります。

当院におけるがん地域連携パス一覧

がん種 パス名称
5大がん 胃がん術後連携パス
胃がんESD後連携パス
大腸がん術後連携パス(StageⅠ・Ⅱ)
乳がん術後連携パス
肝がん術後連携パス
肺がん術後連携パス(定期観察)
肺がん術後連携パス(UFT内服)
前立腺 前立腺がん内分泌療法・全摘出後連携パス
前立腺がんPSA精査フォロー連携パス
婦人科 卵巣がん術後連携パス
子宮体がん術後連携パス

当院では、退院後も継続して安心で質の高い医療を提供するため、希望するすべての患者さんに対してがん地域連携パスが適応できる体制を整えております。
がん地域連携推進のため、地域連携パスへのご参加をよろしくお願い申し上げます。
連携パスについて、ご質問・ご相談等がある場合は、以下にご連絡ください。

お問い合わせ

愛媛県立中央病院 がん相談支援センター
TEL:089-947-1165
FAX:089-987-6271

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