総合診療科

診療科の紹介・特色

玉木みずね

主任部長 玉木みずね

総合診療部の基本方針は、「専門診療では解決しがたい患者のかかえる問題に非選択的(病名で患者を選ばない)に対処し、患者中心の診療を行うこと」です。具体的には、
(1)総合診療科外来と入院
(2)救急疾患の初期および入院治療
(3)へき地医療支援
(4)こころのケア
(5)東洋医学
(6)臨床研修医・専攻医指導
など6つの業務を行っています。
今日の高齢社会では、医師不足と看護師不足が相まって、医療現場では「余裕」が不足しています。本来、患者と治療者の区別は、どちらが多く余裕を持っているかで定義されるといわれます。私共は研修医に説明するとき、1.知識、2.技能、3.適切な相談能力のうち、三つめを強調しています。余裕の状態に何らかのストレスが加わることによって無理の状態に変化し、無理が続くと焦りとなり、焦慮の閾値を越えると破綻が生じます。病気の発生と同様にチームも組織も同様に崩壊の危機に瀕するようです。無理から余裕の段階に戻るための医療システムを如何に整えるかが課題であり、総合診療部の役割もそのような範疇にあるのではないかと予想して業務に当たっております。これらの業務の基本イメージは「つなぐ」ことです。
総合診療科外来では、患者さんを専門医とつなぎ、また、入院治療後は地域のかかりつけの先生方へとつなぎます。救急車対応では、救急隊員からの命のバトンをつないで適切な治療を行います。へき地医療支援では、地域で活躍される医師の継続医療を応援します。東洋医学では、東西両医学をつなぎます。また、研修医指導では、チーム医療のリーダーとしての協調性(各人の心をつなぐこと)を中心に教育指導します。つまり、総合診療部は「つなぐ」仕事をしています。外来診療および入院診療では、若い医師(研修医および専攻医)と共同して診療にあたります。彼らの体力、知力、熱意が適切に患者さんに伝わるように心がけますので、どうぞ御理解と御協力をお願い致します。
また、総合診療科では地域医療推進に努力しております。地域の先生方には、気軽くお立ち寄りいただき、できれば顔の見える連携~こころの通う連携を築いていきたいと思っておりますので、御指導のほどお願い致します。

対象疾患名

特定な対象疾患はありません。すべての領域で、私共の総合診療医が患者さんの役に立つ点があれば、チームで一丸となって診療にあたります。紹介頂く患者さんを中心としたいたわりのある診療をするように全員で心掛けています。今までに地域医療機関から御紹介いただいたのは、下記のようなケースです。

(1)発熱や炎症の持続するケース

(2)専門診療科(各臓器診療科)を限定しづらいケース

(3)どこが問題なのか特定しづらいケース

具体的には、全身倦怠、食欲不振、体重減少、不安、めまい、頭痛、浮腫、発熱、関節痛、検査結果異常などのケースを御紹介頂いております。

外来担当表

総合診療科(初診)

  月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
午前

杉山 圭三

清水 元気

玉木 みずね

玉木 みずね

角藤 裕
午後          

※初診担当医が変更になる場合があります

施設認定

日本内科学会認定医制度教育病院

日本病院総合診療医学会認定施設

日本プライマリ・ケア連合学会認定家庭医療後期研修プログラム