身体的拘束最小化に向けた当院の取り組み
病院の基本方針
当院では、患者さん一人ひとりの尊厳を守り、安全な療養環境を確保しつつ、身体的拘束を原則として行わない方針としています。
職員一人ひとりが、身体的拘束による身体的・精神的な弊害を正しく理解したうえで、患者さんの状態や思い、生活背景を考え、緊急やむを得ない場合を除き、身体的拘束を行わない医療・看護の提供に向け、多職種で取り組んでいます。
なお、当院においては認知症の患者さん等、身体的拘束を検討する可能性がある患者さんの入院制限はしておりません。
当院の主な取り組み
1.多職種チームの設置
当院では、令和6年度に身体拘束最小化チームが結成され、令和7年度に身体拘束最小化推進委員会が設置されました。
委員会は、医師、看護師、薬剤師、理学療法士、管理栄養士、事務局で構成され、それぞれの専門性を活かして意見を出し合い、身体的拘束の最小化に向けた取り組みを推進しています。
2.用具の一元化
身体的拘束に使用する用具を病棟外で一元管理し、使用状況を把握するとともに、解除に向けた検討を行います。
3.代替案の検討
患者さんの状態や行動の背景を踏まえ、環境調整や見守りを行い、身体的拘束を行わずに安全を確保する方法を多職種で検討します。
4.職員教育・研修
入院患者に関わる職員を対象に、身体的拘束の弊害や患者さんの尊厳、身体的拘束に頼らないケアなどについて、身体的拘束の廃止・最小化に関する研修を年2 回以上開催しています。
身体的拘束の実施状況
当院では、身体的拘束の実施状況を把握し、身体的拘束の最小化に向けた取り組みの評価・改善につなげています。

身体拘束最小化推進委員会