診療科のご案内新型コロナウイルス感染の広がりに伴う当院での里帰り出産に関するお願い

愛媛県の周産期医療体制は大都市と異なり、産科医療施設が少ないため、診療所、病院が連携して、それぞれの役割を果たすよう努めています。

当院は地域周産期母子医療センターです。新型コロナウイルス感染妊婦さんが未確認のまま、当院を受診されますと、今治市の周産期医療体制は大混乱に陥る恐れがあります。そのため、以下のことを厳守してください。

  1. 遅くとも、妊娠31~32週までにはご実家に帰省してください。
    帰省直前に最終妊婦健診を受けておいてください。
    帰省後、2週間、自宅待機としてください。
  2. 帰省しても2週間の自宅待機ができない状態、例えば子宮頸管長が短く早産兆候があり、2週間以内に受診する必要がある場合は、里帰りをしてよいかどうか、今一度かかりつけ産科医師にご相談ください。
    里帰りをして来られる方の中には、かかりつけ医師から「早産のリスクがあり、動き回らないよう安静を指示されている」にもかかわらず無理して帰省される方がいます。そのような受診は絶対お控えくださいますようお願いいたします。
  3. ご実家で2週間待機して発熱、咳などの体調の変化がないかどうかご注意ください。
    2週間体調の変化がないことを確認できてから当院を受診してください。もし、コロナウイルス感染がご心配な症状があれば、一般相談窓口(愛媛県コールセンター)にお問い合わせください。
  4. 待機期間中に産科的症状、例えば子宮緊満感や性器出血などが見られた場合には、当院に一度ご相談いただき、必ずマスクを着用の上、受診してください。
  5. 現在、ご家族も含め入院中のご面会及び分娩時の立ち会いはお断りさせていただいております。陣痛室の付き添いは、夫・両親のうち1名のみとさせていただき、途中での交代はできません。また、次の要件に当てはまる方は付き添いをお断りさせていただきます。
    • 2週間以内に今治市・西条市外に滞在歴(在住者含む)がある
    • 発熱がある
    • 体調が優れない

新生児との面会は、出生時に限り新生児の父親及び陣痛室での付き添い者のみといたします。(ただしガラス越しの面会になります。)

コロナウイルス感染症の状況により変更となる場合があります。

愛媛県立今治病院
地域周産期母子医療センター長
堀 玲子

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