放射線部:愛媛県立今治病院
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心臓カテーテル・血管造影検査

血管造影検査とは

 私達の身体は、血液によっていろいろな物質が運ばれ生命が維持されています。血管は、 一般撮影検査の写真では写らないため、血管内に細いチューブを入れそこから造影剤を注入し走行・形態・閉塞等を調べます。また、検査だけではなく、検査と同時に治療を行うことがあります。これは、治療したい臓器の血管から 治療薬を直接注入したり、血管を閉塞させたり、血管を膨らませたりして治療を行います.当院では、心臓専用の装置と心臓以外(頭部・腹部)の血管を検査する装置があり、心筋梗塞・脳梗塞や肝腫瘍などの検査や治療をおこなっています。

 2018年に高度先進医療整備の一環として、従来の半分以下の被ばく線量で検査・治療が可能な最新式オランダフィリップス製血管撮影システムを導入しました。
 (フィリップス製血管撮影システム Azurion 7:四国初導入)2018年3月
 (フィリップス製血管撮影システム AlluraClarity導入)2018年2月

一般カテーテル検査

 Azurion7は、従来の機器に比べ患者様により負担の少ない血管撮影装置です。
 被ばく低減と高画質を両立したテクノロジーに加え、新たに開発した運用システムにより、他社の周辺機器も含めたカテ室内の機器情報を1つのパネルで表示が可能となりました。また、画像撮影中も操作室で並行作業ができるため、手技時間が短縮され、リスクの低減にもつなげられます。



   

   高精細な3Dイメージング(頭部)  血流パターンの表示(頭部)


塞栓手枝サポートツール(肝臓)
EmboGuide


心臓カテーテル検査

 AlluraClarity FD 10/10は、循環器専用Gアームと側面用ダブルCアームによるバイプレーンシステムです。

 循環器専用に開発された床置き式Gアームは、懐が深く、コンパクトな設計によりフレキシブルなポジショニング操作が容易です。また側面用天井走行式Cアームは、体軸方向と頭尾方向へ独立した回転軸を有するダブルCアーム方式によりバイプレーンでの操作が直観的に行えます。


ダイナミックコロナリーロードマップ


 また、新機能として、心臓冠動脈疾患の低侵襲性治療を積極的に支援するライブイメージガイダンス機能がさらに強化されています。

参考
※「ダイナミックコロナリーロードマップ(Dynamic Coronary Roadmap)」
従来の血管撮影では造影剤を満たしている時のみ血管を写し出せることから、治療の際などは走行確認する度に造影剤を使用し、かなりの使用量を余儀なくされていました。
 しかし、新しいPCI治療支援の導入で、造影剤に満たされた画像を元にライブ透視画像を自動で同期表示し、造影剤を使用していない状況でも冠動脈の走行を視覚化できます。そのことにより、カテーテルやガイドワイヤーを安全かつ正確、そしてスピーディに操作が可能となり、また造影剤使用量を減少させることができます。