患者支援室について

総合患者相談窓口のご案内

窓口

 当院では、患者さんやそのご家族が医療を受け続ける中で抱く、生活や病状への不安など、様々なご相談やご要望を専任の相談員がお聞きする「患者相談窓口」を設置しております。

 「患者さんやそのご家族」と「病院や医療従事者」との対話の橋渡しを行ない、院内各部門や行政などと連携して患者さんの支援体制の構築を目指します。

 なお、相談することによって、患者さんが不利益を受けることはありません。また、相談内容や個人情報は問題解決以外に、承諾なく他に提供することはございません。

 

お受けする相談内容

受診相談について

 ご自身の症状にどの診療科を受診すれば良いか判らないとき、悩まずにお尋ねください。

 

当院からの紹介について

 当院の医師から、近隣の医療機関の紹介を受けたけど、不安が残る場合などご相談ください。当院は「急性期病院」であるため紹介はやむを得ないのですが、不安が少しでも解消できるよう詳しくお話を伺います。

 

セカンドオピニオンについて

 当院での手術など治療方針に不安を感じる時は、別の病院の医師の話を聞くこともできます。詳しいお話をお聞かせください。

 

診察に関することについて

 当院での、診察や診療について戸惑いや不安がある時は、ご相談ください。

 

医療費について

 現代の医療は、思いのほか高額となることがあります。ご不安がある時は事前にご相談ください。

 

福祉制度など退院後のことについて

 医療は病院の中だけで終わるわけではありません。不幸にして自身の傷病と長く向き合うことが必要となる場合もあります。そんな時利用できる福祉制度等をご案内いたします。

※申請は、保健所などの行政機関となりますので、併せてご案内いたします。

 

施設・環境に関することについて

 当院の施設や病室など環境について、ご意見やご要望があれば、お聞かせください。まだ建て替え後間もない病院ですので、直ちの改修は難しいですが、院内で検討して参ります。

 

職員の接遇やマナーについて

 当院の職員(病院敷地内で働く者すべて)の接遇やマナーにご意見がありましたら、お聞かせください。

 

その他/相談時のご注意

 その他にも、当院に関係することでしたら何なりとご相談ください。 ご相談内容によりましては、調査や確認が必要となることもありますので、お時間をいただくことがございます。ご理解とご協力をお願いいたします。

 

愛媛県立中央病院へのよくある質問(Q&A)

Q1) 中央病院へ初めてかかる時に特別な費用が必要と聞きました。どうしてですか?
A1) 平成28年度より、国が500床(現在は400床)以上の病院は、5,000円以上の初診時選定療養費を徴収することを義務化しました。これは、大病院へ患者さんが集中することを避けるための取り組みですのでご理解をお願いいたします。なお、他院からの紹介状があれば、この初診時選定療養費は必要ありませんので、紹介状を持ってのご受診をお勧めします。
Q2) 長年中央病院で診てもらってきたのに、近くの病院を紹介すると言われた。これは『縁を切る』と言うことだろうか!
A2) 国は医療機関の機能分化を進めており、当院は高度急性期を担う医療機関と位置付けられています。患者さんの症状が幸いにして落ち着いたとき(慢性期といいます。)には、お近くの医療機関を紹介することになります。これは、『縁を切る』と言うことではなく、かかりつけ医を持っていただき、慢性期の医療はかかりつけの先生にお任せし、大きな検査や不幸にして急性期の医療が必要となった時に、また当院へご紹介していただくということで、決して『縁を切る』と言うことではないのです。医療のバトンをかかりつけの先生と当院とでしっかりと引き継いでいくということです。
Q3) 健診や人間ドックで異常が見つかったので、どこに行けば良いでしょうか?
A3) 健診で何らかの異常を指摘されたと言うことですが、当院を含む400床を超える大きな病院に紹介状なく受診すると特別な料金が必要となります(Q1参照)。先ずはお近くの医療機関をご受診ください。受診する診療科が判らない場合は、健診を受けられた健診機関へお問い合せいただくか、当院の患者相談室までお電話いただいてもご案内いたします。
Q4) 中央病院の内科に通院しているが、目が霞むので眼科に13時に行ったら、本日は診られないと言われた。午後からも患者さんを診ているのになぜ診てもらえなかったのか!
A4) 内科に通院中と言うことですが、初めて受診する眼科は初診となります。初診の患者さんや予約日以外で受診希望の患者さんは11時までに受付していただく必要がありますので、ご理解とご協力をお願いします。
Q5) 1年前までは中央病院にかかっていた。また調子が悪くなったので予約を取ろうと電話したら、予約はできないと言われましたがどうしてですか?
A5) 医療機関では、治療が一度終了となった場合や、他院へ紹介した場合、また、自己判断で治療中断中の患者さんが一定期間を空けて受診するときなどは初診となります。当院では初診となった患者さんの予約はお取りしておりませんのでご理解をお願いします。
Q6) 二つの診療科に受診しているが、一つの診療科で検査結果を待っている間に、もう一方の診療科を受診しようとすると「できません」と言われました。どうしてでしょう?
A6) 検査の待ち時間を利用して、他科を受診し時間の有効利用をお考えと存じます。しかし、大勢の患者さんが一つの診療科が終わる前に他の診療科を受診すると、各診療科では患者さんの居場所が把握できなくなり、診察室へのご案内が遅れます。結局のところ、全体の患者さんの待ち時間の増加につながりますのでご理解とご協力をお願いしております。
Q7) 内科に毎月通院しているが、転倒で救急車を要請した時に中央病院では診てもらえず、救急病院へ搬送された。かかりつけなのにどうしてですか!
A7) 現在通院中の疾患に関することであれば、当院で救急受け入れをしています。この場合は、当院通院中の内科の疾患と転倒でのお怪我は、直接関係がありませんので、救急車の受入先である二次救急病院での治療をお願いいたします。万が一当院での診療情報が受け入れ先医療機関の判断で必要な場合は、医療機関の間で情報提供いたしますので、どうぞご安心ください。
Q8) 私の配偶者は外国人で日本語が話せません。病院へは私が付き添うようにしていますが、私も仕事があり付き添えない事もありそうです。どうすれば良いですか?
A8)

当院では、国の定める診療報酬『療養の給付と直接関係ないサービス等の取り扱い』に基づき、通訳が必要な方はご自身で確保していただくようお願いしております。お住まいの自治体の国際交流センターなどで、医療機関へかかるときのお手伝いボランティアの紹介をしていますので、そちらをご利用ください。(まつやま国際交流センター ℡089-943-2025)

なお、当院へ救急搬送された外国人のために通訳デバイス(音声翻訳機)をご用意していますので、緊急時の必要最低限の対応は可能となっております。

Q9) 体調が悪く薬局へ行けません。病院内で薬を出してもらえませんか?
A9) 当院では、体調の悪い方などのため、病院敷地内限定とはなりますがボランティアの同行や車椅子の貸出しは行なっています。しかし、国の進める医薬分業に則り、当院でも院外処方を勧めており、特殊な薬を除き、原則として院内ではお薬を出しておりません。申し訳ありませんがご理解とご協力をお願いします。なお、調剤薬局はご自宅の近くや、ドライブスルー設置の店舗を指定することも可能です。また、ご家族の方が処方箋をお持ちになってもお薬は出していただけますので、より利便性の高い方法をご検討ください。
Q10) 予防接種を受けたいと思うのですが中央病院ではできますか?
A10) 予防接種は、多くの医療機関で広く実施していることから、任意接種に関しては、当院では実施しておりません。アレルギーや基礎疾患により当院での接種が必要なお子様に限っては、県内自治体との契約に基づき定期接種を行なっております。また、インフルエンザワクチンの接種に関しても、他の医療機関での接種が困難と医師が認めたお子様や入院中のご高齢の方のみ実施しており、一般の方は行なっておりません。ご理解とご協力をお願いします。

総合患者相談窓口設置場所

 患者相談窓口は、1階正面玄関入って奥の図書コーナー前(旧入院受付)に移設されました。当院の相談窓口には医療対話推進者も専任で配置しております。また、プライバシーに配慮した個室も設けておりますので、ご希望がありましたら、申し出てください。

窓口設置場所

医療対話推進者について

医療対話推進者とは?

 あまり聞きなれない言葉ですが、医療対話推進者とは、医療側と患者側の双方のお話を聞かせていただき、自身の見解や評価・判断を示すことなく、医療側と患者側の対話の架け橋となる役割を担う者と定義されます。 人にはそれぞれ認識(≒思い)の違いから「言ってること」と「受け止め方」の食い違いが時に起こります。医療という専門領域では、その認識の違いはより顕著で、時として深刻な事態を生み出します。こうして壊れてしまった信頼関係は「対話」を通じて再構築するしかなく、医療対話推進者はその橋渡しを行なう者となります。

 

どんなことをしてくれるの?

 医療対話推進者は、「対話」の橋渡しを行う者ですから、まずはお話を聞かせていただきます。その中で、医療対話推進者として介入が必要と判断した時には、当院の医療者と「対話」ができる環境を整えさせていただきます。その場での調整は出来ない場合が、ほとんどだと思われますが、日時の調整を双方と行ないます。

 

活用のメリットは?

 医療対話推進者は、「対話」の橋渡しを行う者ですから、予め明確な要求(補償等)をお持ちの場合は、患者側には全くメリットはありません。 しかし、「なぜこんなことが起こったのか」「信頼していたのに」というような、お気持ちがある場合には、仮に医療紛争となり補償を得たとしても、「なぜ」との思いが必ずしも晴れるわけではなく、当事者全てが幸せとは言えない状況となることもあり得ます。私たち医療対話推進者は「心の問題」は「対話」でしか解決できないと考えています。

 その「対話」について、医療者と患者側の橋渡しを行ない、話し合いの場の調整や、話し合いにおいても医療側に専門用語を使わず平明な言葉で伝えるよう促したり、「対話」ができる環境を整えることに力を注ぎます。関係の回復が双方の幸せにつながると信じています。