放射線科

診療科の紹介・特色

井上 武

主任部長

井上 武

 放射線科は主に各科から紹介された患者さんに対する迅速で正確な画像診断の提供と、低侵襲で患者さんのQOLを重視した治療をめざしています。

 地域連携室を経由した他院からの種々の検査依頼を積極的かつ迅速に受け入れ、地域がん診療連携拠点病院における診断部門のかなめとして高度医療機器の有効利用を図ってまいります。

  CTは2管球CTが1台、64列128スライスCTが2台稼動しており、短時間で広い範囲の検査が可能です。3次元画像が容易に再構成でき、造影剤を使用したDynamic studyを併用することでより詳細な画像情報の収集が可能になっています。二次、三次救急診療においても大いに活用されています。

  MRIは3T装置が1台、1.5T装置が2台稼動しており、脳脊髄疾患、関節・軟部組織疾患、婦人科疾患の診断をはじめ、シネモードによる心・大血管の形態・動きの観察、肝・膵腫瘍に対するDynamic study、造影剤を使用しないで胆管・膵管系を描出するMRCP等幅広く利用されています。適宜新しい撮像法(拡散強調画像等)を導入しており、乳癌や前立腺癌の診断にも高い診断能を有しています。

 血管造影はDSA装置、Angio-CT装置が導入されています。診断目的の検査だけでなく、頭頸部癌、肝腫瘍ß等への抗がん剤の動注化学療法や肝癌に対する動脈塞栓療法も行っています。これらは、放射線治療と併用することでより高い治療効果が期待でき、当科として特に力を入れている分野の1つです。

  消化管透視は、食道癌、胃癌、大腸癌などの術前検査やスクリーニング検査として行っています。ゾンデ法による小腸造影検査にも対応しています。また、当院の人間ドックにおける年間千数百名の消化管透視も行っています。

  核医学検査は骨、甲状腺、腫瘍シンチ等病変を探し出す検査や脳、心臓、腎等の機能を調べるための検査を施行しています。最近は脳血管障害に対する脳血流シンチや虚血性心疾患に対する心筋シンチ検査が増加しています。また、甲状腺機能亢進症(バセドー病)や甲状腺癌に対する放射性ヨード内服用法も行っています。

  平成18年、県内で最初にPET診療を開始しました。PET-CTセンターにおいて、PET-CTがんドックによるがんの早期診断(肺癌、大腸がん、膵臓癌、乳癌、悪性リンパ腫、頭頚部癌、食道癌、子宮癌、卵巣癌、脳腫瘍など全身の13種類のがんを一度に診断)や、地域基幹病院を含む他院からの紹介にも積極的に対応しています。

 放射線治療は年間300人以上の新規患者さんを治療しています。乳房温存療法に伴う乳房接線照射、ホルモン療法との併用する前立腺原体多門照射が増加しています。これらはほとんどの症例で入院によらない外来治療として行っています。これらの根治治療以外にも患者さんのQOL改善を目的とした骨転移等がんの疼痛軽減に対する治療も可能な限り外来治療として行っています。骨髄移植の前処置としての全身照射も行っています。 今後も検査、治療内容はますます多岐に渡り、高度化するものと思われますが、放射線科一同、迅速かつ正確なサービスを提供できるよう努力を続けてまいります。

対象疾患名

画像診断(CT, MRI, 核医学など)および放射線治療が必要となるすべての疾患を対象としています。

外来担当表

放射線科(診断)

  月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
午前 三木 均 井上 武 石丸 良広 髙橋 忠章 村上 忠司
午後          

 

放射線科(治療:地下1階)

  月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
午前 松木 弘量 松木 弘量   松木 弘量 松木 弘量
午後 松木 弘量 松木 弘量 松木 弘量   松木 弘量

 

放射線科(PET:PETセンター棟)

  月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
午前          
午後 井上 武 井上 武 髙橋 忠章 髙橋 忠章 井上 武

 

がんに関する情報

施設認定

日本医学放射線学会放射線科専門医総合修練機関(画像診断・IVR・核医学・放射線治療)

日本超音波医学会認定超音波専門医研修施設

日本核医学会専門医教育病院

JASTRO認定施設

日本IVR学会専門医修練施設