更新日:2023年9月15日

消化器病センター

センターの紹介

大谷 広美
消化器病センター長
大谷 広美
(おおたに ひろみ)

当センターは、消化器疾患に対する集約的な医療を行うことを目的として、2008年12月に設立されました。

当センターでは、消化器内科、消化器外科、内視鏡室を中心に、さまざまな部門と連携してチーム医療を提供しています。上部・下部の消化管、ならびに肝・胆・膵疾患に対し、専門医が検査、治療にあたります。
内科では積極的に新しい診断法、治療法を取り入れています。外科では腹腔鏡下手術を適切かつ積極的に取り入れ、大腸癌、胃癌ではダヴィンチ手術を導入するなど、内科・外科ともに診療をより良質、高レベルで行えるよう心がけています。

愛媛県内外の医療機関等と連携しながら、愛媛の消化器疾患診療の中核を担う施設として診療を進めています。

施設の紹介

内視鏡室・大腸検査室
内視鏡室・大腸検査室
内視鏡ビデオスコープシステム
内視鏡ビデオスコープシステム

内視鏡室について、詳しくは内視鏡室のページをご覧ください。

消化器病センターのニュース

第98回中国四国外科学会総会、第28回中国四国内視鏡外科研究会 優秀演題

第98回中国四国外科学会総会、第28回中国四国内視鏡外科研究会のプレナリーセッションにて、当院の消化器外科・花岡潤医師が優秀演題として表彰されました。受賞演題は、「当院における安全なロボット支援腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術(RPD)導入に関する取り組み」です。

受賞者からのコメント

私は東京医科大学や藤田医科大学などの国内先進施設への国内留学で知見を広め、技術を磨いてきました。体への負担の少ない腹腔鏡手術が主流となり、当院では2022年にロボット支援下での膵臓手術を導入いたしました。現在まで患者さんは順調な経過で退院されております。四国では早期にロボット支援下手術を導入した施設の一つとして、今後も県民の皆様の健康に寄与すべく、チーム一丸となり鋭意努力してまいります。

消化器病センターのニュース
消化器病センターのニュース

「小児の栄養消化器肝臓病診療ガイドライン・指針」発刊 -消化器病センター長 道堯浩二郎-

小児の栄養消化器肝臓病診療ガイドライン・指針発刊された日本消化器病学会の肝硬変診療ガイドラインに続き、当院の道堯消化器病センター長・研修センター長が委員として参加していたWilson病診療ガイドラインが完成し、「小児の栄養消化器肝臓病診療ガイドライン・指針」として発刊されました。

この本は、日本小児栄養消化器肝臓病学会が中心となり、肝臓学会など複数の学会と共同で作成されたガイドラインを集めたもので、Wilson病診療ガイドラインはその本の約80ページを占めています。このガイドラインには当院研修医が英文で報告した症例報告も引用されています。

当院の診療が日本のガイドライン作成、改定に貢献できるようこれからも頑張っていきます。

「肝硬変診療ガイドライン2015」発刊 -消化器病センター長 道堯浩二郎-

肝硬変診療ガイドライン2015日本消化器病学会の「肝硬変診療ガイドライン2015」が発刊されました。当院の臨床研修センター長でもある道堯消化器病センター長が、診療ガイドライン評価委員として作成に参加しました。

当院は日本のガイドラインの作成に貢献しており、今後も新しいガイドラインの作成や改定に貢献していきます。

2014年度日本肝臓学会研究奨励賞受賞 -消化器内科部長 平岡淳-

2014年度日本肝臓学会研究奨励賞受賞

当院の平岡淳医師が、2014年度日本肝臓学会研究奨励賞を受賞しました。受賞論文題目は、「肝予備能良好な肝細胞癌に対する肝動脈塞栓術の予後予測からみた治療切り替え時期の検討」です。

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