循環器病センター

センターの紹介

岡山英樹

循環器病センター長

岡山 英樹

 昭和56年に救命救急センターが設立されて以来、循環器内科と心臓血管外科は愛媛県における循環器疾患の高度医療を担ってまいりました。両科は旧病院時代に救命救急センター4階(C4)で病棟を同じくしており、当時から既に現在の「ハートチーム」の前身となる組織であったといえます。平成22年に循環器内科と心臓血管外科は循環器病センターへ改組され、その後の新病院への移転に伴い、機動力が大幅にアップしました。

 

 

循環器病センター

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私達の3つのタスク

1.臨床のタスク

 当院は高度救命救急センターを併設しているため、24時間365日循環器スタッフの常駐を義務付けられており、「断らない」救急医療を実践しています。一方で、病診、病々連携により地域の先生方と共に「地域完結型」医療を推し進めています。愛媛県でも大都市圏と同等の最新の循環器医療を提供できるよう、スタッフ一同研鑽していく所存です。

 

2.教育のタスク

 次世代の医師の教育は、臨床研修指定病院である当院の重要な責務です。屋根瓦式教育、on-the-job trainingを実践するため、上級医-専攻医-初期ローテート研修医のチームで診療にあたるようにし、また、ハンズオン・早朝講義・シミュレーターを用いた心エコー教育なども行っています。専攻医・研修医には地方会や国内学会総会で発表する機会を積極的に設けています。多くの患者さんを受け入れ診療していくことが、多くの研修医に当科を選択してもらうことにつながり、ひいてはそれが病院を活性化することになると確信しております。

  • 教育のタスク

    早朝心エコーハンズオン

  • 教育のタスク

    若手奨励賞トリプル受賞

 

3.研究のタスク

 症例や臨床研究を論文化し、報告・共有することは医師の義務であり、自施設の診療実績とアウトカムをdisclosureし続けることが重要であるとの考えから、国内学会総会・国際学会において多くの発表を行っております。また、全国規模の臨床研究・治験へ積極的に参加しています。

  • ヨーロッパ心臓病学会2015

  • FACC授与式:アメリカ心臓学会2016

ハートチーム

 医療が高度化・複雑化するに伴い、多職種から成るプロフェッショナル集団によるチーム医療が益々重要となってきました。当院では、循環器病センターの下部組織として、循環器内科・心臓血管外科・麻酔科・放射線科・関連するメディカルスタッフで構成される「愛媛県中ハートチーム」が、循環器疾患の高度な診療を担っています。

ハートチーム

経カテーテル大動脈弁留置術(TAVI)

ハートチームの底力が発揮されるのは大動脈弁狭窄症に対するTAVIという治療です。2015年8月に愛媛県で初めてTAVIの施設認定を取得、プロクタリング(日本・欧米の熟練した医師による指導下の手術)を終了して、単独で手術可能な施設完全独立を達成しています。2017年5月現在、施設完全独立は全国で51施設のみです。愛媛県においても当院でこの先進的な治療を行うことができるようになり、県下から多くの患者さんをご紹介頂いています。

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ハイブリット手術室

 透視・撮影をしながらの手術という複雑な手技を可能としたのが、手術室とカテーテル室の両方の機能を併せ持ったハイブリッド手術室です。国内外のシステムを参考に選定し、諸部門のご理解もあり、最新鋭の機器を導入することができました。循環器内科医、心臓外科医、麻酔科医、メディカルスタッフが部門の垣根を越え協力して治療にあたる得難い空間です。

手術室

市民公開講座

 循環器病センターは、医療や病状への正しい理解を目的とし、その領域を専門とする医師を始めとしたスタッフによる市民公開講座を行っております。各分野の専門医の講演は、多くの方から好評の声をいただいております。

  • 市民公開講座
  • 市民公開講座